応用情報技術者の用語350を固める無料暗記カード集

午前対策は、広く覚えるより混同を減らす切り方のほうが効きます。

350枚最終更新 2026-08-30
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応用情報技術者試験の午前は、理解しているつもりの用語を取り違えた瞬間に落とします。命題論理と述語論理、SIEMとIDS、独占禁止法と下請法のように、どちらも見たことはあるのに違いが言い切れない語が残ると、選択肢を読むたびに迷いが戻ります。広い範囲を何度も流し見するより、混同の芯だけを切り出して、短く何度も当て直せる形にしておくほうが午前向きです。 このデッキは、応用情報技術者の重要用語を用語ごとに切り分けた350枚です。基礎理論45、コンピュータシステム55、技術要素90、開発技術60、マネジメント50、ストラテジ50で構成し、裏面はすべて「意味」「要点」「注意」に統一しています。意味で言葉の芯を押さえ、要点で試験で問われやすい働きや位置づけを確認し、注意で混同相手との違いを見ます。たとえば命題論理は述語論理と、SIEMはIDSと、独占禁止法は下請法とどう違うかまで裏で確認できる作りです。 暗記を反復の予定に乗せると、答えられる語は遠ざかり、あいまいな語だけが戻ってきます。毎回同じ並びを最初から追わなくてよくなるので、基礎理論からストラテジまでを広く保ちながら、穴だけを埋め直せます。長い本文解説や午後問題の手順整理は入れていません。ここでは午前で差がつきやすい用語の識別に絞り、見分ける力を崩さず回せる形を優先しています。

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収録カード

全350枚から代表100枚を表示しています。

命題論理意味:真か偽のいずれかを取る命題を対象に、否定や論理積などで推論する論理体系。 要点:条件判定や回路設計、証明の基礎として使う。複雑な条件を形式化して真偽を機械的に扱える。 注意:述語論理は対象や量化子を扱える点が異なる。命題論理は命題全体を最小単位として扱う。
ド・モルガンの法則意味:否定が論理和と論理積に分配され、否定の中で演算が入れ替わる関係を示す法則。 要点:条件式の変形や否定条件の整理、検索条件の変換で使う。回路簡約にも役立つ。 注意:分配法則そのものではない。集合での対応関係と形は似るが、対象は和集合と共通部分になる。
期待値意味:確率変数の取り得る値を、その確率で重み付けした平均。 要点:平均的な損益や所要時間の見積りに使う。長期的な傾向を比較する基準になる。 注意:最頻値や中央値と一致するとは限らない。分布の形によって代表値の位置はずれる。
標準偏差意味:分散の平方根で、散らばりの大きさを元の単位で表す指標。 要点:ばらつきの大きさを直感的に比較しやすい。正規分布では範囲の目安にも使う。 注意:分散と違って単位は元の量と同じ。平均そのものの大小を表す指標ではない。
情報量意味:ある事象が起きたときの意外さを、確率から定義した量。 要点:符号長や通信効率を考える基礎になる。起こりにくい事象ほど大きくなる。 注意:エントロピーは個々の事象ではなく、情報量を平均した情報源全体の尺度である。
ハフマン符号意味:出現確率に応じて短い語と長い語を割り当てる可変長の接頭語符号。 要点:可逆圧縮で平均符号長を小さくできる。接頭語符号なので復号時に区切りを誤りにくい。 注意:固定長符号と違い各記号の長さは一定ではない。算術符号のように記号列全体をまとめて表す方式でもない。
有限オートマトン意味:有限個の状態と入力による状態遷移で言語を受理する計算モデル。 要点:字句解析やパターン照合の基礎になる。正規言語を効率よく扱える。 注意:プッシュダウンオートマトンと違ってスタックを持たず、一般的な入れ子構造は扱えない。
ビッグオー記法意味:入力サイズに対する計算量や使用量の増え方の上界を表す記法。 要点:実装依存の定数差を外してアルゴリズムを比較できる。大規模入力での伸びを把握しやすい。 注意:厳密な実行時間そのものではない。オメガ記法やシータ記法は示す関係が異なる。
スタック意味:後入れ先出しで要素を出し入れする線形データ構造。 要点:関数呼び出し、再帰、式の評価、深さ優先探索で使う。 注意:キューは先入れ先出しで処理順が逆になる。
ヒープ意味:親子間の大小関係を保つ完全二分木ベースのデータ構造。 要点:優先度付きキューの実装やヒープソートに使う。最大値や最小値を効率よく取り出せる。 注意:二分探索木と違い、全体が整列しているわけではない。探索用より優先度処理向きである。
二分探索木意味:各節点で左部分木のキーが小さく、右部分木のキーが大きい順序を保つ木構造。 要点:順序を保ったまま検索、挿入、削除を行える。中順走査で昇順に列挙できる。 注意:ヒープは親子の大小だけを保つ。平衡化しない二分探索木は偏ると性能が落ちる。
同値関係意味:反射律、対称律、推移律を満たし、要素を同じ性質ごとの類に分ける関係である。 要点:同値類で分類できるため、剰余類や状態のまとめ上げなどに使う。 注意:順序関係は大小や前後を表すが、同値関係は同じとみなせるかを表す。
鳩の巣原理意味:入れ物の数より多くの対象を入れると、少なくとも一つの入れ物には二つ以上入るという原理である。 要点:重複の存在や衝突の必然性を示す証明に使われ、具体的な配置を作らずに結論を出せる。 注意:組合せの総数を数える公式ではなく、存在を保証する論法である。
二項分布意味:成功確率が一定の独立な試行を決まった回数だけ行ったときの成功回数の分布である。 要点:合否や通信成功回数のように、成功か失敗かの反復試行を表すモデルとして使う。 注意:ポアソン分布は一定時間や一定区間での発生回数を近似的に表す点が異なる。
中心極限定理意味:独立で同一分布に従う確率変数の和や平均は、標本数が十分大きいと正規分布に近づくという定理である。 要点:母集団の形が複雑でも、標本平均を正規分布で近似して推定や検定をしやすくする。 注意:大数の法則は平均が真の値へ近づく性質で、分布の形がどうなるかを述べる定理ではない。
算術符号意味:記号列全体を0以上1未満の区間に対応づけ、その区間を表す数で符号化する方式である。 要点:記号ごとの出現確率を細かく反映でき、固定の符号語長に縛られず高い圧縮率を狙える。 注意:ハフマン符号は各記号にビット列を割り当てる方式で、算術符号は列全体を一つの区間として扱う。
正規言語意味:有限オートマトンで受理でき、正規表現でも表せる文字列集合である。 要点:入力形式の検査や単純な字句解析のモデルとして扱いやすく、閉包性も高い。 注意:対になる括弧の対応のような入れ子構造は一般に扱えず、文脈自由言語の方が表現力が高い。
非決定性意味:ある状態や計算から複数の遷移先を同時に取り得るとみなして、受理や到達可能性を定義する考え方である。 要点:計算モデルの表現を簡潔にし、複雑さの分類や帰着の議論で重要になる。 注意:実機で同時に並列実行することを直接意味せず、理論上の計算モデルの性質である。
分割統治法意味:問題を独立な小問題に分けて解き、その結果を統合して全体を解く設計法である。 要点:マージソートのように大きな問題を扱いやすくし、再帰と相性がよく計算量の見積りもしやすい。 注意:動的計画法は重複する部分問題の結果を再利用するが、分割統治法は独立な小問題を前提にしやすい。
連結リスト意味:各要素が値と他の要素への参照を持ち、参照の鎖で並びを表す線形データ構造である。 要点:途中の挿入や削除を参照の付け替えで行いやすく、要素数の変動に柔軟である。 注意:配列は連続領域で添字アクセスが速いが、連結リストは任意位置の直接アクセスが苦手である。
パイプライン意味:命令処理を複数段階に分け、異なる命令を各段で重ねて進めるCPU方式。 要点:CPUの単位時間当たりの処理量を高めやすい。命令依存や分岐で待ちが生じると効率が落ちる。 注意:パイプラインは段階分割の方式で、スーパースカラのように同一サイクルの発行数を増やす考え方とは別。
DMA意味:CPUを介さずに周辺装置と主記憶の間でデータを転送する方式。 要点:大量入出力でCPU負荷を下げやすい。ディスクやネットワークの転送効率向上に使われる。 注意:プログラム制御入出力はCPUが転送を細かく指示する方式で、DMAより負荷が高い。
RAID意味:複数のディスクを組み合わせて、性能向上や耐障害性の向上を図る記憶装置構成。 要点:レベルごとに速度重視と冗長性重視の性質が異なる。可用性と容量効率のバランス設計に使う。 注意:バックアップは過去時点へ戻すための複製で、RAIDの冗長化と目的が違う。
ハイパーバイザ意味:1台の物理マシン上で複数の仮想マシンを動かすために資源を管理するソフトウェア層。 要点:サーバ統合や環境分離に使う。ゲストOSごとに独立した実行環境を与えられる。 注意:コンテナはホストOSのカーネルを共有することが多く、仮想マシンほど分離単位が大きくない。
Webサーバ意味:HTTPなどの要求を受けて、静的コンテンツ配信や上位アプリへの転送を行うサーバソフト。 要点:画像やHTMLの配信、TLS終端、リバースプロキシとして使われる。前段に置いて負荷をさばきやすい。 注意:WebサーバはHTTP処理と配信が中心で、APサーバのように業務ロジック実行を主役としない。
SIMD意味:一つの命令で複数のデータ要素に同じ演算を同時に適用する方式である。 要点:画像処理や行列計算のように同形の演算が大量に並ぶ処理で性能を上げやすい。 注意:MIMDは複数の命令流を扱う点が異なり、SIMDは同一命令を並列に流す。
ECCメモリ意味:誤り訂正符号を使ってメモリ内のビット誤りを検出し、一定範囲なら訂正できる主記憶である。 要点:サーバや重要データ処理で偶発的なメモリ誤りによる停止や破損を抑えられる。 注意:パリティは主に誤り検出に使い、ECCは検出だけでなく訂正まで行える点が違う。
ベンチマーク意味:一定条件でシステムや部品の性能を測り、比較や評価に使う基準化された試験である。 要点:導入候補の比較や構成変更の効果確認に使うが、実運用に近い条件選びが重要である。 注意:ストレステストは限界や故障を探る目的が強く、ベンチマークは代表的性能の比較が中心である。
RTO意味:障害発生後に業務やシステムを復旧させるまでに許容される最大時間である。 要点:復旧手順や待機系の設計目標を決める基準になり、事業継続計画で重要である。 注意:RPOは失ってよいデータ量や時間の上限であり、RTOは復旧完了までの時間を指す。
カーネル意味:OSの中核として資源管理や保護機構を担い、ハードウェアとソフトウェアの橋渡しをする部分である。 要点:CPU時間、メモリ、入出力装置の管理を一元化し、アプリに共通の実行基盤を与える。 注意:シェルは利用者との対話窓口であり、カーネルそのものではない。
RPC意味:別の計算機上の手続きを、あたかも同じプログラム内の関数のように呼び出す仕組みである。 要点:ネットワーク越しの処理を抽象化でき、分散アプリの部品連携を実装しやすい。 注意:メッセージキューは非同期な受け渡しが中心であり、RPCは呼び出しと応答の対話を前提にしやすい。
チャネル装置意味:大量の入出力処理をCPUの代わりに制御し、周辺装置とのデータ転送を効率化する専用の制御装置である。 要点:大型機で多台数の周辺装置を扱うときにCPUの負担を減らし、入出力と計算の並行実行をしやすくする。 注意:DMAは主記憶との転送を直接行う方式で、チャネル装置は転送手順全体の制御まで担当できる点が異なる。
正規化意味:関係データベースの表を分解し、重複や更新不整合を減らす設計手法である。 要点:論理設計で整合性を高め保守をしやすくする。更新時の矛盾や無駄な記憶域を抑える点が重要。 注意:性能最優先の参照系では意図的に非正規化することがある。正規化は高速化手法ではない。
ACID特性意味:トランザクションが備える原子性、一貫性、独立性、永続性の性質をまとめた呼び名である。 要点:銀行振込や在庫更新のように途中失敗や同時実行が問題になる処理で、正しい更新を保証する指標になる。 注意:BASEは可用性や分散性を優先する考え方で、ACIDと重視点が異なる。
TCP意味:通信相手との接続を確立し、順序制御や再送制御を行う信頼性重視のトランスポート層プロトコルである。 要点:Webやメールなど欠落や順序入れ替わりを避けたい通信で使う。到達確認が必要な用途に向く。 注意:UDPは接続確立や再送制御を持たず軽量で、用途と性質が異なる。
公開鍵暗号方式意味:公開する鍵と秘密に保つ鍵の対を使って暗号化や鍵共有を行う方式である。 要点:相手と事前に秘密鍵を共有しなくても安全な通信開始に使える。証明書と組み合わせて本人確認にも使う。 注意:共通鍵暗号方式より一般に処理が重い。大量データの暗号化は共通鍵と組み合わせることが多い。
ファイアウォール意味:ネットワーク境界で通信を監視し、定めた規則に従って通過可否を制御する仕組みである。 要点:組織の内外を分け、不必要なポートや通信方向を閉じて攻撃面を減らす。基本的な境界防御となる。 注意:WAFはWebアプリ層の攻撃に特化する。ファイアウォールだけではアプリ固有の攻撃を十分に防げない。
アフォーダンス意味:形や見た目から利用者に操作方法を自然に想起させる手掛かりである。 要点:押せるものは押せそうに見せるなど、説明なしでも操作できる設計に役立つ。学習負荷を下げられる。 注意:単なる装飾ではない。ユーザーが受け取る操作可能性であり、開発者の意図そのものとは一致しない。
サンプリング周波数意味:アナログ信号を1秒間に何回標本化するかを表す値である。 要点:音声のデジタル化で再現できる周波数帯域に関わる。高いほど原信号の変化を細かく捉えやすい。 注意:量子化は振幅を段階値に割り当てる処理であり、時間方向の細かさを表すサンプリング周波数とは別である。
リアルタイムOS意味:定められた時間内に処理を完了させることを重視してタスクを管理するOSである。 要点:車載や産業機器の制御で、応答の速さより期限を守る予測可能性が重要な場面に向く。 注意:汎用OSは平均性能や機能の豊富さを重視する。リアルタイムOSは時間制約の保証を重視する。
排他制御意味:複数トランザクションが同じデータを同時更新して不整合を起こさないようにする制御。 要点:ロックなどで競合を調整し、ロストアップデートの防止や整合性維持に使う。 注意:並行実行そのものを禁止する考えではない。整合性と処理効率の両立を図る。
DHCP意味:端末にIPアドレスやデフォルトゲートウェイなどの設定を自動配布する仕組み。 要点:手動設定の手間と設定ミスを減らし、大量端末の導入や移設を容易にする。 注意:DNSは名前解決の仕組みで役割が違う。DHCPはアドレスなどの配布を担当する。
多要素認証意味:知識、所持、生体など異なる種類の要素を組み合わせて本人確認する方式。 要点:パスワード漏えいだけでは突破しにくくなり、管理者画面や外部公開サービスの保護で有効。 注意:二段階認証は手順が二つであることを示す言い方で、同種要素だけなら多要素認証とは限らない。
SQLインジェクション意味:入力欄などにSQL断片を混ぜて送信し、想定外のDB操作を起こさせる攻撃。 要点:認証回避や情報漏えいの原因になる。プレースホルダの利用と入力検証が基本対策。 注意:XSSはブラウザでスクリプトを実行させる攻撃で、SQLインジェクションはDBへの命令改変が対象。
ユーザビリティ意味:利用者が目的を効率よく迷わず達成できる使いやすさの度合い。 要点:学習コスト、操作時間、エラーの起こりにくさに関わり、業務効率と満足度を左右する。 注意:アクセシビリティは利用できる人の幅を広げる観点で、ユーザビリティは使いやすさ自体に重点がある。
レスポンシブデザイン意味:画面幅や端末特性に応じて同じコンテンツのレイアウトを柔軟に変える設計手法。 要点:PCとスマートフォンで別サイトを持たずに済み、保守性を保ちながら閲覧性を上げられる。 注意:単なる拡大縮小ではない。表示領域に応じて配置やナビゲーション自体を見直す点が重要。
RGB意味:赤、緑、青の光の強さを組み合わせて色を表す加法混色の方式。 要点:ディスプレイやカメラの内部表現で基本となり、各成分の組合せで多くの色を扱う。 注意:CMYKは印刷向けの減法混色で、RGBとは用途と混色の考え方が異なる。
ER図意味:業務で扱う実体、その属性、実体間の関連を図で表したデータ設計の表現である。 要点:表を作る前に対象と関係を整理でき、重複や関係漏れを減らせる。 注意:テーブル定義書と違い、概念や論理の関係を示すもので、物理的な列型や索引の詳細そのものではない。
ルータ意味:異なるネットワーク間でIPパケットの転送先を判断して中継する機器である。 要点:拠点間接続やインターネット接続で経路選択を行い、ネットワーク同士をつなぐ。 注意:スイッチと違い、主にMACではなくIPなどのネットワーク層の情報で転送判断を行う。
VPN意味:公衆回線上にトンネリングや暗号化で仮想的な専用通信路を作る技術である。 要点:在宅勤務の遠隔接続や拠点間接続で、安全に内部資源へ到達させるために使う。 注意:専用線と違い、物理的に占有した回線ではなく、共有網の上に論理的な私設網を構成する。
CSRF意味:ログイン中の利用者のブラウザを悪用し、意図しないリクエストを正規サイトへ送らせる攻撃である。 要点:送金や設定変更のような状態変更処理で問題になり、トークンやSameSite属性で対策する。 注意:XSSと違い、サイトへスクリプトを埋め込む攻撃ではなく、利用者の認証済み状態を悪用する。
Fittsの法則意味:目標までの距離が短く大きさが大きいほど、指やポインタで到達しやすいという法則である。 要点:ボタンの大きさや配置を決めるときに使われ、操作時間や誤操作の低減に役立つ。 注意:選択肢の数で迷いやすさを扱う法則と違い、こちらは指し示す動作のしやすさを扱う。
ビットレート意味:音声や映像で1秒あたりに扱うデータ量を表す指標である。 要点:高いほど一般に品質を確保しやすいが、容量や通信帯域の負荷は増えやすい。 注意:フレームレートと違い、1秒あたりの画像枚数ではなく、1秒あたりのデータ量を表す。
ジャーナリング意味:更新内容を本体に反映する前に、その内容をログに記録しておき、障害時の整合性回復に備える方式である。 要点:電源断やシステム障害の後でも、ログを基に更新途中の状態を整合した状態へ戻しやすい。 注意:レプリケーションは別系統へ複製して可用性を高める仕組みで、ジャーナリングは主に更新整合性の回復を助ける仕組みである。
OAuth意味:利用者のパスワードを相手サービスに渡さず、アクセス権限だけを委譲する認可の仕組みである。 要点:外部アプリに限定的なAPI利用を許可するときに使い、権限範囲や有効期限を制御しやすい。 注意:SAMLやOpenID Connectは認証や本人情報連携にも使われるが、OAuthの中心は認可である。
CMYK意味:印刷で使うシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの減法混色による色表現方式である。 要点:紙への出力に適し、印刷工程で色を分解して管理するときの基準になる。 注意:RGBは発光体の表示向けの加法混色で、CMYKは印刷向けの減法混色である。
MTU意味:ネットワーク区間で分割せずに運べるパケットの最大サイズを表す値である。 要点:経路上のMTUに合わせると断片化を減らせるため、遅延や再送の悪化を抑えやすい。 注意:MSSはTCPデータ部の最大長で、ヘッダを含むMTUとは対象が異なる。
サンドボックス意味:プログラムを権限や資源を制限した隔離環境で動かし、影響範囲を狭める仕組みである。 要点:不審なコードの実行やブラウザのタブ分離などで、侵害されても他の領域へ広がりにくくする。 注意:仮想マシンはOSごと分離できる実行環境で、サンドボックスはより軽量な制限機構として使われることが多い。
機能要件意味:システムが提供すべき機能や振る舞いを定めた要求である。 要点:画面、処理、入出力、業務ルールなどを明確にし、設計と受入確認の基準にする。 注意:性能や可用性などの品質条件は非機能要件であり、機能要件とは分けて扱う。
UML意味:ソフトウェアの構造や振る舞いを図で表すための標準的なモデリング言語である。 要点:関係者間で設計内容を共有しやすくなり、クラス図やシーケンス図などで多面的に記述できる。 注意:プログラミング言語ではなく、実行するコードそのものを書くための記法ではない。
単体テスト意味:個々の関数やクラスなどの最小単位を検証するテストである。 要点:実装直後に欠陥を早期発見しやすく、障害の原因切り分けもしやすい。 注意:モジュール間の接続を確認する結合テストとは対象範囲が異なる。
ウォーターフォールモデル意味:工程を上流から下流へ順に進め、各工程の完了を区切って開発するモデルである。 要点:要求が安定している案件で計画と進捗を管理しやすく、文書化とも相性がよい。 注意:反復しながら変化に対応するアジャイル開発とは進め方が大きく異なる。
ウォークスルー意味:作成者が成果物を説明しながら参加者が内容を確認するレビュー手法である。 要点:早い段階で認識合わせや欠陥発見ができ、教育や知識共有にも役立つ。 注意:厳密な役割や手順で欠陥を体系的に洗い出すインスペクションほど形式的ではない。
要求分析意味:利用者や業務の要求を整理し、必要な要件を明確化する活動である。 要点:曖昧さや矛盾を早期に見つけ、後工程の手戻りを減らすために要件定義の前段で行う。 注意:要件定義は合意した内容を仕様として確定する工程で、要求分析はその前に要求を把握し整理する。
多態性意味:同じ操作でも受け手のオブジェクト型に応じて異なる振る舞いをさせる性質である。 要点:呼び出し側を共通化したまま機能拡張しやすく、条件分岐の増加を抑えられる。 注意:オーバーロードは引数の違いで同名メソッドを使い分ける仕組みで、多態性は実体の型で処理が切り替わる。
ブラックボックステスト意味:内部構造を見ずに、仕様に基づく入力と出力の関係を確認するテストである。 要点:要求どおりの振る舞いかを利用者視点で確かめやすく、実装変更の影響を受けにくい。 注意:ホワイトボックステストは内部の分岐や経路を根拠に設計し、ブラックボックステストは仕様を根拠にする。
訂正保守意味:稼働後に見つかった障害や誤りを修正する保守である。 要点:業務停止や誤処理の影響を抑えるため、原因分析と修正の優先度判断が重要になる。 注意:完全化保守は価値向上のための改善で、訂正保守は欠陥の是正が目的である。
ピアレビュー意味:同僚や同等の立場の技術者が成果物を相互に確認するレビューである。 要点:欠陥の早期発見だけでなく、知識共有や属人化の軽減にも役立つ。 注意:インスペクションより手順や役割が軽く、ウォークスルーほど作成者の説明中心に限定されない。
反復型開発意味:短い周期で設計、実装、評価を繰り返しながら完成度を高める開発方式である。 要点:利用者の反応を早く取り込みやすく、要求変化や不確実性に対応しやすい。 注意:インクリメンタル開発は機能を段階的に増やす点が中心で、反復型開発は学習と見直しの繰返しが中心である。
カンバン意味:作業項目を可視化し、仕掛かり数を制限して流れを改善する手法である。 要点:滞留箇所を見つけやすく、割込みの多い運用や保守でも進捗を安定させやすい。 注意:スクラムはスプリント単位で役割とイベントを定めるが、カンバンは継続的な流れの最適化を重視する。
静的テスト意味:プログラムを実行せずに成果物を確認して欠陥を見つけるテストの総称。 要点:要件書、設計書、ソースコードを早期に点検でき、手戻りコストを抑えやすい。 注意:実行結果を確かめる動的テストとは異なる。レビューや静的解析を含む広い概念である。
コンポジション意味:オブジェクトを部品として保持し、役割を組み合わせて機能を作る設計関係。 要点:継承を増やさず再利用でき、実行時の差し替えや変更に強い設計にしやすい。 注意:継承のようなis-a関係ではなくhas-a関係である。集約よりも部品の所有が強い文脈で使われやすい。
WBS意味:プロジェクトで必要な作業を成果物や作業単位へ階層分解して表す構成図。 要点:作業漏れの防止、担当割当、工数見積り、進捗管理の土台として使う。 注意:組織の責任分担を示すOBSや日程を示すガントチャートとは目的が違う。
クリティカルパス意味:全体工期を決める、余裕時間がない作業列。 要点:ここが遅れると完了日が直ちに遅れるため、重点監視や資源投入の判断に使う。 注意:最短経路ではなく最長所要時間の経路であり、余裕のある経路とは区別する。
ITIL意味:ITサービスマネジメントの実践をまとめたベストプラクティス集。 要点:運用プロセスの整備や継続改善の共通言語として使われる。 注意:認証規格ではなく、規格適合を審査するISO/IEC 20000とは性格が違う。
インシデント管理意味:サービスの停止や品質低下を受けたときに早期復旧を図る運用プロセス。 要点:事業影響を最小化するため、根本原因の解明よりまず通常サービスの回復を優先する。 注意:再発防止のため原因を追う問題管理とは目的と優先順位が異なる。
システム監査意味:情報システムの管理や運用が有効で安全かを独立した立場で点検し評価する活動。 要点:リスク低減や改善勧告のために行い、経営者が統制状況を把握する材料になる。 注意:運用部門による自己点検とは異なり、独立した立場で客観的に評価する。
監査証拠意味:監査人の判断を裏付ける記録、観察結果、ヒアリング内容などの根拠。 要点:十分かつ適切な証拠を集めることで、指摘や結論の信頼性が高まる。 注意:監査調書は証拠や判断過程を記録した文書であり、監査証拠そのものとは異なる。
内部統制意味:組織の目標達成に向け、業務の有効性と効率性、報告の信頼性、法令順守などを確保する仕組み。 要点:不正や誤りを防ぎ、業務を安定して回すために、規程や承認、点検を組み合わせて整備する。 注意:個別の監査は統制の状態を評価する活動であり、内部統制そのものとは別である。
職務分掌意味:組織内の役割と責任の範囲を部門や担当者ごとに定めること。 要点:責任所在を明確にして業務効率を上げ、評価や引継ぎも行いやすくする。 注意:相互けん制のために権限を分ける職務分離とは狙いが異なる。
マイルストーン意味:進捗管理で節目となる重要な到達点や完了判定日を表す目印である。 要点:レビューや納品の予定点を共有しやすくし、遅延の早期発見や関係者報告に使う。 注意:タスクは期間と作業内容を持つが、マイルストーンは通常は期間を持たない節目である。
ファストトラッキング意味:本来は順番に行う作業の一部を並行実施して工期を短縮する手法である。 要点:追加費用を抑えて納期短縮を狙えるが、手戻りや調整ミスのリスクが高まりやすい。 注意:クラッシングは資源追加で短縮する方法であり、並行化による短縮を狙うファストトラッキングとは異なる。
ITサービス継続性管理意味:重大障害や災害が起きても重要なITサービスを所定時間内に復旧できるよう備える活動である。 要点:代替手段や復旧手順を準備し、事業継続計画と整合させて業務停止の影響を抑える。 注意:可用性管理は平常時の停止低減が中心で、ITサービス継続性管理は非常時の復旧力確保が中心である。
監査手続意味:監査目的を達成するために証拠を入手し評価する具体的な作業方法である。 要点:閲覧、照合、観察、再実施などを使い分け、結論の妥当性を支える。 注意:監査計画は何をいつ見るかの設計で、監査手続は実際にどう確かめるかの方法である。
助言型監査意味:評価や知見に基づき、改善策や留意点を助言する支援型の監査である。 要点:新制度導入や運用見直しの際に活用され、問題の予防や管理水準の向上に役立つ。 注意:保証型監査は評価結果に意見を示すことが中心で、助言型監査は改善支援が中心である。
情報と伝達意味:内部統制に必要な情報を収集し、適切な相手へ適時に伝える仕組みである。 要点:異常や指示が現場と管理者に届くことで、判断の遅れや統制の形骸化を防ぎやすい。 注意:モニタリングは有効性の点検であり、情報と伝達は必要情報を流通させる仕組みそのものを指す。
EA意味:企業全体の業務と情報システムを、現状と将来像の両面から体系化して整える考え方。 要点:業務最適化とIT投資の整合を取りやすくし、重複システムの削減や全体最適の判断に使う。 注意:個別システムの詳細設計手法ではなく、企業横断で構造をそろえて管理する枠組み。
BCP意味:災害や事故の発生時でも重要業務を継続し、早期復旧するための計画。 要点:優先業務や代替手段、復旧目標を定め、事業停止による損失を抑える。 注意:BCMは継続的な運用管理の仕組みであり、BCPはその中の計画書である。
SWOT分析意味:強み、弱み、機会、脅威の四つの観点で内部と外部を整理する分析手法。 要点:自社の強みを外部環境に結び付けた戦略立案や、弱みへの対応検討に使う。 注意:PEST分析は主に外部環境の把握であり、内部要因まで扱うSWOTとは範囲が違う。
コアコンピタンス意味:顧客価値を生み、模倣されにくく、競争優位の源泉となる企業の中核能力。 要点:経営資源を集中する対象や、外部委託してよい業務の切り分け判断に役立つ。 注意:単なる得意作業や一時的な強みではなく、継続的な優位を支える能力を指す。
DX意味:データとデジタル技術を使って業務や組織、事業モデルを変革すること。 要点:既存業務の効率化にとどまらず、新しい顧客価値や収益機会の創出を狙う。 注意:紙を電子化するだけのデジタイゼーションとは変革の深さが異なる。
個人情報保護法意味:個人情報の適正な取扱いを定め、個人の権利利益を守るための法律。 要点:利用目的の特定、安全管理、第三者提供の制限などが実務上の重要点となる。 注意:匿名加工情報などは通常の個人情報と同じ扱いではなく、要件が別に定められる。
デファクトスタンダード意味:公的な制定より先に、市場で広く使われた結果として事実上の標準になったもの。 要点:普及した製品や方式に合わせることで互換性や利用者確保の効果を得やすい。 注意:標準化機関が正式に定めるデジュールスタンダードとは成立過程が異なる。
CRM意味:顧客情報や接点履歴を活用して顧客関係を維持強化する考え方や仕組みである。 要点:営業や問い合わせや購買履歴を共有し、継続購入や解約防止につなげる点が重要である。 注意:SFAは営業活動の効率化が主眼で、CRMは顧客との関係全体の向上が主眼である。
BI意味:企業内外のデータを分析し、意思決定に役立つ情報へ変換する仕組みである。 要点:売上や在庫の推移を可視化し、経営判断や改善策の立案を支援できる。 注意:DWHがデータの蓄積基盤なのに対し、BIはそのデータを分析活用する機能や手法を指す。
ROI意味:投資額に対してどれだけ利益を得たかを示す投資収益性の指標である。 要点:設備投資やIT投資の採否比較に使われ、収益面から効果を評価しやすい。 注意:売上高だけを見る指標ではなく、投下した資本との対比でみる点が利益率と異なる。
ロングテール意味:少量しか売れない多数の商品が合計で大きな売上になる現象や戦略である。 要点:在庫制約が小さいネット販売で有効で、ニッチ需要を広く積み上げられる。 注意:ヒット商品への集中と異なり、少数の定番ではなく多様な商品群の総和を重視する。
BPR意味:業務の前提を見直して、組織や手順を抜本的に再設計する改革手法である。 要点:部門最適ではなく業務全体を見直し、コストや品質や時間の大幅改善を狙う。 注意:継続的な小改善を積み重ねる活動と異なり、BPRは業務そのものを再構築する。
意匠権意味:物品や画像などのデザインの美観を保護する知的財産権である。 要点:模倣品対策として有効で、機能が同じでも見た目の独自性を守れる。 注意:商標権が名称やロゴによる識別を守るのに対し、意匠権は形状や外観そのものを守る。
独占禁止法意味:公正で自由な競争を守るため、私的独占やカルテル、不公正な取引方法などを規制する法律。 要点:IT企業の取引条件、再販売価格の拘束、企業結合などが問題になり、市場支配力の濫用を防ぐ点が重要。 注意:下請法が下請取引を中心に扱うのに対し、独占禁止法は市場全体の競争秩序を守る点が中心。

よくある質問

このデッキにはどの分野が入っていますか

350枚を、基礎理論45、コンピュータシステム55、技術要素90、開発技術60、マネジメント50、ストラテジ50で分けています。各カードの裏は意味・要点・注意でそろえ、午前で用語を見分けるための情報に絞っています。

似た用語の違いまで確認できますか

できます。命題論理と述語論理、SIEMとIDS、独占禁止法と下請法のように、混同しやすい相手との差を注意で押さえる作りです。午前の選択肢で取り違えやすい点を短く確認できます。

午後問題の対策にもそのまま使えますか

このデッキは午前の用語識別を中心にしています。長い事例読解や記述の型は入れず、まず用語の意味と違いを崩さないための土台に絞っています。

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?

はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AIクレジットも消費しないため、無料プランで350枚すべてを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。

同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?

重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。

Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?

はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。

取り込んだカードを自分向けに直せますか?

はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

応用情報技術者の用語350を固める無料暗記カード集

無料プランのまま全カードを追加できます。取り込み時にAI生成を実行しないので、AIクレジットも減りません。追加にはMemlyのアカウントが必要です。

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公式問題の転載はなく、カードはすべてMemlyの独自執筆です。応用情報技術者試験は独立行政法人情報処理推進機構が実施する試験です。このデッキは同団体が作成・監修したものではなく、公認や推奨も受けていません。編集基準日2026-08-30。