古文単語315|多義語を文脈ごとに分ける無料暗記デッキ

現代語と同じ顔をして、意味が違う。その315語を1枚ずつ。

315枚最終更新
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古文単語でつまずくのは、知らない語ではありません。「はづかし」「ありがたし」「なつかし」のように、現代語と同じ形なのに意味がずれる語です。知っているつもりで読むので、間違いに気づく機会がありません。このデッキは頻出の315語を、表が「〜とは?」の問い、裏が語義と、つまずきやすい点という形で1枚にまとめました。多義語は語義の行に意味を並べてあるので、「どちらの意味か」を毎回選び直す形で覚えられます。 動詞・形容詞と形容動詞・名詞と副詞・敬語の4群でタグ分けしてあるので、敬語だけを先に固めるといった使い方もできます。取り込むと間隔反復のスケジュールに乗り、意味が言えた語は間隔が伸びて出てこなくなります。残るのは、まだ取り違えている語だけです。

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収録カード

全315枚から代表100枚を表示しています。

表裏
あくとは?飽きる。満足する。 「明く」「開く」と表記も意味も別です。
あくがるとは?心が体から離れてさまよう。上の空になる。 恋や悲しみで心が浮遊する状態を指します。
あつかふとは?世話をする。もてあます。 「手を焼く」という否定的な意味にもなります。
あふとは?結婚する。男女が契りを結ぶ。 単なる対面の意味と、文脈で見分けます。
あらそふとは?張り合う。逆らう。 無生物どうしの比較にも使います。
いざなふとは?誘う。連れ立つ。 現代語「いざなう」とほぼ同じです。
いたはるとは?大切に世話をする。病む。 自分が病気になる意味でも使います。
いとなむとは?準備する。忙しく行う。 現代語「営む」より準備の意が強いです。
いふとは?言う。求婚する。 恋文を送る意味になる用法に注意します。
うしろむとは?後見する。世話をする。 「後見(うしろみ)」の動詞形です。
うつろふとは?色があせる。心が移る。 自然の変化と人の心変わりの両方に使います。
おきつとは?前もって決めておく。 「掟」と同語源です。
おこたるとは?病気がよくなる。なまける。 現代語と逆の「回復」の意味が最重要です。
おどろくとは?目を覚ます。はっと気づく。 「びっくりする」だけではありません。
おもふとは?思う。恋い慕う。 恋愛感情を表すことが多い語です。
かしづくとは?大切に育てる。後見する。 「いつく」と近い意味です。
きこしめすとは?お聞きになる。召し上がる。 「聞く」「食ふ」「治む」の尊敬語です。
ぐすとは?連れ立つ。備える。 「具す」と書きます。
ことわるとは?筋道を立てて説明する。判断する。 現代語の「拒絶」ではありません。
さぶらふとは?お仕えする。あります。 丁寧語の補助動詞としても使います。
すさぶとは?気のむくままにする。荒れる。 「荒む」と同語源です。
たのむとは?あてにする。あてにさせる。 下二段なら「あてにさせる」です。
つくとは?付き従う。取りつく。 霊が憑依する意味で頻出します。
とぶらふとは?訪問する。見舞う。弔う。 「訪ふ」「弔ふ」の両義があります。
ならふとは?慣れる。教わる。 「慣らふ」と「習ふ」で意味が分かれます。
ののしるとは?大声で騒ぐ。評判になる。 現代語の「罵倒」ではありません。
まかるとは?退出する。地方へ行く。 「まゐる」の対になる語です。
みそなはすとは?ご覧になる。 「見る」の尊敬語です。
めすとは?お呼びになる。召し上がる。お着になる。 多くの動詞の尊敬語を兼ねます。
やつすとは?目立たない姿にする。出家する。 「やつれる」の他動詞形です。
わたるとは?行く。来る。ずっと〜し続ける。 補助動詞では継続を表します。
ゑんずとは?恨む。すねる。 「怨ず」と書きます。
うつつとは?現実。正気。 「夢」と対になる語です。
きこえさすとは?申し上げる。 「言ふ」の謙譲語で、より丁重です。
さうざうしとは?物足りない。心寂しい。 「騒がしい」ではありません。
つれづれなりとは?所在なく退屈だ。 徒然草の書き出しで有名です。
ねんずとは?祈る。こらえる。 「念ず」と書きます。
みるとは?見る。世話をする。結婚する。 「みゆ」と対の関係にあります。
ゆかしとは?見たい、聞きたい、知りたい。 対象への強い好奇心を表します。
あさましとは?驚きあきれるほどだ。ひどい。 善悪どちらの驚きにも使います。
あはれなりとは?しみじみと心を動かされる。 悲哀に限らず感動全般を指します。
いとほしとは?気の毒だ。かわいい。 同情から愛情へ意味が広がります。
うたてしとは?いやだ。情けない。 副詞「うたて」も同じ方向です。
おいらかなりとは?おっとりしている。素直だ。 好意的な評価です。
おほかたなりとは?通り一遍だ。並だ。 「大方」と書きます。
かたはらいたしとは?見ていて気の毒だ。きまりが悪い。 自分が恥ずかしい場合にも使います。
きよらなりとは?気品があり美しい。 最高級の美をいう語です。
こころもとなしとは?待ち遠しい。不安だ。 じれったさが中心です。
さびしとは?物寂しい。 現代語とほぼ同じです。
つれなしとは?冷淡だ。何事もないようだ。 平然としている様子も表します。
はづかしとは?こちらが気後れするほど立派だ。 相手をほめる用法が重要です。
めざましとは?目に余る。心外だ。 身分違いへの反発を表します。
やさしとは?気恥ずかしい。優美だ。 「痩す」が語源で、身が細る思いを表します。
よろしとは?悪くない。まあまあだ。 「よし」より一段下の評価です。
をこなりとは?愚かだ。 「痴」と書きます。
おほけなしとは?身のほど知らずだ。 大それた野心を表します。
けうとしとは?気味が悪い。人けがない。 「気疎し」と書きます。
すずろなりとは?わけもない。思いがけない。 「そぞろ」とも書きます。
なのめなりとは?平凡だ。いいかげんだ。 打消と結んで「格別だ」になります。
まめなりとは?誠実だ。実用的だ。 「まめまめし」も同方向です。
ものしとは?不快だ。目ざわりだ。 動詞「ものす」とは別語です。
わびしとは?つらい。興ざめだ。 「侘び」の美意識は後代の展開です。
おろかなりとは?いいかげんだ。 「愚か」より不十分さが中心です。
さらなりとは?言うまでもない。 「言へばさらなり」の省略形です。
あからさまなりとは?ほんの少しの間だ。かりそめだ。 現代語の「露骨」ではありません。
いそぎとは?準備。支度。 動詞「いそぐ」に対応します。
うへとは?帝。ご主人。天皇の御前。 場所の「上」とは別の敬称用法です。
くまなくとは?すみずみまで。 形容詞「くまなし」の連用形です。
ここらとは?たくさん。ひどく。 「そこら」も同義です。
しるしとは?効き目。前兆。 「験」と書きます。
たよりとは?つて。よりどころ。機会。 「手紙」の意味は後代です。
ならひとは?習慣。世の常。 避けられない道理を表します。
のちとは?後。死後。 来世を指す用法に注意します。
ほいとは?本来の望み。 「本意」と書きます。
むかしとは?昔。以前。 物語の書き出しに多く現れます。
やがてとは?そのまま。すぐに。 現代語の「まもなく」とはずれます。
をりふしとは?ちょうどその時。季節。 時宜を表します。
かねてとは?前もって。 「予て」と書きます。
すべてとは?(打消と)まったく〜ない。 打消と呼応する用法に注意します。
なほとは?やはり。いっそう。 比較して強める用法もあります。
やをらとは?そっと。静かに。 動作の静かさを表します。
おはすとは?いらっしゃる。 「あり」「行く」「来」の尊敬語です。
おぼしめすとは?お思いになる。 「おぼす」より敬意が高い語です。
ごらんずとは?ご覧になる。 「見る」の尊敬語です。
たまふとは?お与えになる。〜なさる。 四段は尊敬、下二段は謙譲です。
はべりとは?お仕えする。あります。 丁寧語としての用法が中心です。
まうづとは?参上する。参詣する。 「行く」の謙譲語です。
おほとのごもるとは?お休みになる。 「寝」の尊敬語です。
ものすとは?いる。行く。する。 具体的な動詞の代用として広く使います。
やつるとは?目立たない姿になる。 「やつす」の自動詞形です。
いとどとは?いっそう。ますます。 程度を重ねて強めます。
さながらとは?そのまま。すべて。 「まるで」の意味は後代です。
つひにとは?とうとう。結局。 結末を導きます。
まめやかにとは?本気で。誠実に。 「まめなり」の連用形です。
ゆめゆめとは?決して(〜するな)。 禁止と呼応します。
たそかれとは?夕暮れ。 「誰そ彼」が語源です。
たまさかとは?たまたま。まれに。 偶然性を表します。
たぐひなしとは?比べるものがない。 最上級の評価に使います。
ゆかしがるとは?知りたがる。見たがる。 形容詞「ゆかし」の動詞形です。
さはるとは?差し支える。妨げになる。 「障る」と書きます。

よくある質問

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?

はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AI利用枠も消費しないため、無料プランで全カードを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。

同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?

重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。

Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?

はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。

取り込んだカードを自分向けに直せますか?

はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

どの語を収録していますか?

動詞92語、形容詞・形容動詞108語、名詞・副詞78語、敬語37語の計315語です。1語につき1枚なので、同じ語が二度出てくることはありません。敬語は尊敬・謙譲・丁寧のどれにあたるかを注意欄に書いています。

裏面には何が書いてありますか?

語義と、つまずきやすい点です。現代語と形が同じで意味がずれる語は、その取り違えを名指しして1行添えてあります。原典の本文は載せていません。覚える対象を語義の一点に絞り、思い出せたかどうかを毎回はっきりさせるためです。

このデッキだけで受験対策は完結しますか?

語彙の抜けは、このデッキが引き受けます。取り込んで毎日開けば、まだ意味を取り違える語だけが出題されるので、そこに割いていた時間がそのまま空きます。空いた時間は文法(助動詞の識別)と読解の演習に回してください。気になるカードはその場で編集できます。

編集方針と出典

Memly運営が下記の一次資料で範囲と用語を確認し、カード本文は独自に作成・校正しています。

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編集基準日 2026-08-17。語義・注意はすべて Memly の独自執筆で、市販単語帳の配列・語釈・語呂合わせや、原典の長文の転載はありません。