ITパスポート用語300問|IPAシラバスVer.6.5基準

シラバス Ver.6.5 の3分野を、300用語で一巡する。

300枚最終更新 2026-08-16
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ITパスポートの唯一の難所は、範囲の広さです。ストラテジ・マネジメント・テクノロジのどれかが「聞いたことはある」で止まっていると、選択肢を2つまで絞ってから外します。このデッキは IPA ITパスポート試験シラバス Ver.6.5(2026-01-08公開)の分類に沿って、ストラテジ109・マネジメント87・テクノロジ104の計300用語を1用語1枚で収録しました。裏面には意味だけでなく、目的や仕組み、混同しやすい用語との違い、具体例まで書いてあります。 取り込むと間隔反復のスケジュールに乗ります。分かる用語は間隔が伸び、毎回迷う用語だけが戻ってくるので、広い範囲を一定の時間で保てます。

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SWOT分析自社の強み・弱み、機会・脅威を整理して、戦略の方向を考えるための分析手法です。内部要因と外部要因を分けて見るのがポイントです。弱みだけを直す表ではなく、強みを機会にどう結び付けるかまで考えます。たとえば新サービスの投入前に、既存顧客基盤を強み、競合参入を脅威として整理します。
3C分析Customer・Competitor・Companyの3つを見て、顧客価値と競争条件を整理する分析です。市場を自社視点だけでなく、顧客と競合の三方向から把握します。単なる競合調査ではなく、顧客ニーズとの一致点を探るのが目的です。たとえば価格競争が激しい市場で、顧客が重視するのが納期だと分かれば提案を変えます。
ベンチマーキング優れた企業や製品のやり方を比較し、自社の改善目標を定める手法です。単なる模倣ではなく、差の原因を分析して自社に合う形へ取り入れます。数字だけを見ると誤解しやすいので、仕組みや条件の違いも確認します。たとえば物流の速い企業を調べ、自社の在庫配置を見直します。
STPSegmentation・Targeting・Positioningの略で、市場を分け、狙う相手を決め、立ち位置を定める手順です。誰にでも同じ商品を売るのではなく、狙う顧客像を明確にします。セグメント分けだけで終わると戦略になりません。たとえば若年層向けにするのか、業務効率を重視する企業向けにするのかで訴求は変わります。
ブランド他社と区別される商品や企業のイメージや信頼のまとまりです。ロゴだけでなく、品質の一貫性や体験全体が含まれます。見た目の知名度とブランド価値は同じではありません。たとえば同じ価格帯でも、安心して選ばれる会社には再購入が起こりやすいです。
特許権発明を一定期間独占的に利用できる権利です。新規性や進歩性などの条件を満たす必要があります。アイデア一般ではなく、技術的な発明が対象です。たとえば新しい省電力制御方式を開発したとき、出願で権利化を検討します。
商標権商品やサービスの名称、マークを保護する権利です。利用者が出所を見分けやすくする役割があります。デザイン全般の保護と混同しやすいですが、焦点は識別標識です。たとえばサービス名を競合が似せて使うと、混同の問題になります。
機密情報社外秘として守る必要がある情報です。法令で一律に定義されるというより、契約や社内規程で管理されます。個人情報と同じではなく、営業秘密や未公開戦略も含みます。たとえば新製品の価格案を、権限のない相手に送らないことが重要です。
オープンソースソフトウェアソースコードの利用、改変、再配布を許す条件で公開されるソフトウェアです。自由に使えるように見えても、ライセンス条件の順守は必要です。無条件で何でも商用化できるわけではありません。たとえば社内ツールに組み込む前に、再配布条件を確認します。
ビッグデータ大量、多様、高速に発生するデータ群を指します。量が多いこと自体より、従来方法では扱いにくい点が特徴です。単にデータ量が多ければ何でもビッグデータというわけではありません。たとえば位置情報や購買履歴を組み合わせて需要予測に使います。
データマイニング大量データから規則性や傾向を見つけることです。単なる集計ではなく、隠れた関連を探るのが狙いです。相関が見つかっても因果関係とは限りません。たとえば購買履歴から、同時購入されやすい商品の組合せを見つけます。
機械学習データから規則を学ばせ、予測や判定に使う方法です。明示的なルールを一つずつ書かずに、データの傾向を使います。学習したら何でも正しいわけではなく、偏りや過学習に注意が必要です。たとえば過去の返品傾向から、返品リスクの高い注文を見分けます。
センサー温度、位置、加速度などを検知して数値化する装置です。IoTの入力源として重要です。見た目が小さくても、取得精度や設置環境で結果が変わります。たとえば倉庫の温湿度を測り、品質劣化を防ぐ監視に使います。
情報システム戦略経営目標に合わせて、どのような情報システムを整備するかを考える方針です。個別の道具選びではなく、全体最適を意識します。現場の便利さだけで決めると、全社でつながらないことがあります。たとえば販売と在庫の情報を一体で扱う方針を立てます。
BPRBusiness Process Reengineeringの略で、業務を抜本的に見直し、流れを作り直す考え方です。部分的な改善ではなく、業務そのものの再設計を狙います。手順の追加ではなく、不要工程の削減が焦点です。たとえば紙承認を前提にした流れを、最初から電子申請中心に組み替えます。
チャネル商品やサービスを顧客に届ける経路です。販売店、EC、直販、代理店などが含まれます。広告と混同しやすいですが、チャネルは流通の経路です。たとえば法人向け製品を代理店経由で販売し、導入支援もそこで行います。
内部統制企業が適正に業務を行うための仕組みやルールです。不正防止、誤り防止、情報保護などを目的にします。監査だけの話ではなく、日常業務の設計も含みます。たとえば承認権限を分けて、同じ人が申請と承認を両方行わないようにします。
PDCAPlan・Do・Check・Actの略で、改善を回し続ける基本サイクルです。計画して実行し、結果を確認し、改善に反映します。回すこと自体が目的ではなく、次の改善につなげることが大切です。たとえば問い合わせ対応時間を測り、手順を修正して再運用します。
原価計算製品やサービスを作るのにどれだけ費用がかかったかを把握することです。採算管理や価格設定に役立ちます。売上だけでなく、見えにくい間接費も意識する必要があります。たとえば受注ごとの作業時間を集め、利益が出る案件かを見ます。
貸借対照表一定時点の資産、負債、純資産の状態を示す財務諸表です。会社が何を持ち、何を借りているかを見ます。利益の多寡だけでは分からない財政状態を確認できます。たとえば現金は多いのに借入も大きい会社では、資金余力を注意して見ます。
キャッシュフロー現金の流れです。利益が出ていても、入金が遅れれば資金繰りは苦しくなります。会計上の儲けと、手元資金の動きは別に考える必要があります。たとえば売掛金の回収が遅いと、仕入れ支払いに困ることがあります。
CSR意味:企業が利益だけでなく、社会・環境への責任も果たすという考え方。 試験上の要点:法令順守だけに限定されない。 例:地域支援と環境負荷低減を経営計画へ組み込む。
BSCBalanced Scorecardの略で、財務だけでなく顧客、業務プロセス、学習と成長の4視点で戦略を評価する考え方です。短期利益に偏らず、将来の力も見ます。KPIそのものではなく、指標を置くための視点の枠組みです。たとえば売上目標に加え、顧客満足や教育時間も追うと、成長の遅れを早く見つけられます。
OODAループObserve・Orient・Decide・Actの順で、状況を観察しながら素早く判断する考え方です。変化の速い場面で、PDCAより機敏に動きたいときに向きます。無計画でよいという意味ではなく、観察と判断の質が重要です。たとえばSNSで評判が急変したとき、すぐ状況を見て対応方針を決めます。
アライアンス企業同士が提携して、資金・技術・販売網などを補い合う関係です。独立したまま協力する点が特徴で、必ずしも統合や買収ではありません。業務委託と混同しやすいですが、アライアンスは相互利益を狙う戦略的な結びつきです。たとえば自社製品を相手の店舗網で販売してもらう形が考えられます。
コアコンピタンス企業が競争優位の源にできる、中核的な強みです。模倣されにくく、他分野にも応用できる力を指します。単なる人気商品や一時的な売上とは違い、長期的な強みとして見るのがポイントです。たとえば高精度な部品加工や、高い運用ノウハウがそれに当たります。
差別化戦略競合と同じ土俵で戦うのではなく、独自の価値を打ち出して選ばれる戦略です。価格以外の要素で顧客に意味を感じてもらうことが重要です。高価格だから差別化、ではなく、独自性が顧客に伝わるかが焦点です。たとえば操作が簡単なソフトや、専門特化のサービスが該当します。
ランチェスター戦略競争力の差がある市場で、攻め方を考える戦略理論です。特に弱者がどこに資源を集中すべきかを考えるときに使われます。単なる根性論ではなく、集中と選択が重要だと理解するとよいです。たとえば広く薄く売るより、狙う地域や顧客層を絞って攻めます。
4C顧客価値、顧客コスト、利便性、コミュニケーションの4視点で顧客中心に考える枠組みです。企業側の都合より、買う側の体験を重視します。4Pの言い換えではなく、顧客視点へ置き換える点が違います。たとえば価格だけでなく、手間なく買えるか、相談しやすいかも確認します。
RFM分析Recency・Frequency・Monetaryの3軸で顧客を見分ける分析です。最近買ったか、何回買ったか、いくら使ったかを見て、優先対応を考えます。売上が高い人だけを見るのではなく、継続性も見るのが特徴です。たとえば最近購入が途切れた優良顧客に、再来店の案内を送るような場面で使います。
サプライチェーン原材料の調達から製造、配送、販売までの流れ全体です。どこか一部だけでなく、全体をつないで最適化する視点が必要です。在庫の話だけに限定すると理解が狭くなります。たとえば部品の遅れが出荷に影響するため、取引先も含めて計画します。
ROIReturn on Investmentの略で、投資に対してどれだけ利益が得られたかを見る指標です。費用対効果を考えるときに使われます。売上額だけでなく、投資額との関係を見る点が重要です。たとえば高額な広告でも利益が十分なら、ROIの観点では有効と判断できます。
意匠権製品の形状やデザインを保護する権利です。見た目の工夫を守ることで、模倣を抑えます。機能だけを守る権利ではない点がポイントです。たとえば使いやすさだけでなく、独自の外観を持つ文房具や家電のデザイン保護に関係します。
不正競争防止法他社の信用や成果にただ乗りするような不公正な競争行為を防ぐ法律です。営業秘密の侵害や誤認を招く表示などが問題になります。単なる競争一般ではなく、不正な手段を禁じる点が特徴です。たとえば秘密資料を持ち出して類似品を売る行為が想定されます。
要求定義システムやサービスに必要な機能・制約・品質を整理して明文化すること。開発の出発点で、後工程の設計やテストの基準になります。要件定義と混同しがちですが、要求定義は利用者や業務側の「何が必要か」を捉える段階です。たとえば、窓口業務で「受付時間を短くしたい」という声を、必要機能として整理します。
バックオフィス顧客対応の前面ではなく、会計、人事、受発注処理などの裏方業務を担う部門や機能です。直接売上を作るというより、業務基盤を支えます。フロントオフィスと対比して覚えると整理しやすいです。たとえば、請求処理を担当する部門がこれに当たります。
ROE意味:当期純利益を自己資本で割り、株主資本の収益性を示す指標。 試験上の要点:売上高利益率ではなく自己資本に対する効率を見る。 例:同業他社と資本効率を比較する。
SDGs意味:2030年までの持続可能な社会に向けた国際的な17の目標。 試験上の要点:企業の個別KPIではなく共通の目標枠組み。 例:省エネルギー施策を関連目標へひも付ける。
市場調査顧客や競合、需要の状況を集めて分析する活動です。新商品の方向性や販売計画の判断材料になります。『感覚で決めること』とは違い、事実を集めて仮説を確かめる点が重要です。例: アンケートで、どの価格帯が受け入れられるかを確認する。
価格弾力性価格の変化に対して需要がどれだけ動くかを表す考え方です。値上げで売上が落ちやすい商品かどうかを判断するのに使います。『高いほど必ず売れる』という意味ではありません。例: 代替品が多い商品は、少し値上げしただけで購入が減りやすい。
ポジションマップ複数の製品や会社を、価格と品質など2軸で配置して比較する図です。市場での立ち位置を見える化できます。『順位表』ではなく、相対的な位置関係を示すのが特徴です。例: 安価だが機能が少ない製品と、高価だが高機能な製品を並べて検討する。
製品ライフサイクル製品が市場に出てから成長し、成熟し、衰退していく流れです。段階ごとに販売戦略や投資の考え方が変わります。『発売後はずっと同じ扱いでよい』わけではありません。例: 出始めは認知拡大、成熟期は改良や価格戦略が重要になる。
デューデリジェンス企業や案件の実態を事前に調べることです。買収や提携の前に、財務や法務、業務のリスクを確認します。『相手を疑うだけ』ではなく、判断材料を集める調査です。例: 契約前に、ソフトの保守条件を精査する。
職務権限各担当者が行える仕事の範囲や決裁できる内容です。責任と役割を明確にして、誤操作や不正を防ぎます。『えらさ』ではなく、権限の範囲を表します。例: 購買担当だけが発注登録できるようにする。
会計監査会計記録や財務報告が適切かを独立した立場で確認することです。数字の信頼性を高める役割があります。『経理の作業』とは異なり、確認と評価が中心です。例: 証憑と帳簿が一致しているかを点検する。
変動費売上や生産量に応じて増減しやすい費用です。材料費や配送費が代表例です。『努力すればゼロになる費用』ではありません。例: 商品を多く作るほど、材料費も増える。
差異分析標準や計画と実績の差を調べることです。原因を見つけて、改善に活かします。『単に失敗を責めること』ではなく、要因を分けて考えるのが重要です。例: 人件費超過が、残業増加によるものかを確認する。
情報システム部門会社内でIT基盤や業務システムを支える部署です。運用、管理、改善の中心になります。『パソコン修理係だけ』ではなく、全社のIT活用を支える役割です。例: 社員のID発行や業務システムの問い合わせ対応を行う。
開発プロセスシステムを作るときの作業の流れです。企画、設計、実装、テスト、移行などを順序立てて進めることで、漏れや手戻りを減らします。工程が曖昧だと品質がぶれやすいのが注意点です。小さなWebアプリでも、順番を決めて進めると確認しやすくなります。
結合テスト複数の部品をつないだときに、データの受け渡しや連携が正しいかを確かめるテストです。単体では見えない接続不良を見つけるために行います。総合テストより前の段階で、部品間のずれを洗い出すのが目的です。たとえば、注文画面から在庫画面へ情報が正しく渡るかを確認します。
受入れテスト利用者や発注側が、導入してよい品質かを確認するテストです。業務で本当に使えるかを最後に確かめます。開発側の確認だけで終えるのではなく、使う側の視点が入るのが特徴です。たとえば、店舗担当者が実際の操作手順で注文処理を試します。
進捗管理作業が計画どおり進んでいるかを追い、遅れや問題を早めに見つけることです。単に報告を集めるだけでなく、対策につなげることが大切です。完了件数だけでなく、残課題も見る点が誤解されやすいところです。たとえば、開発の遅れを週ごとに確認して人員を調整します。
マイルストーンプロジェクトの節目となる到達点です。進み具合を確認する目印として使います。作業そのものではなく、どこまで進んだかを判定する基準という点がポイントです。たとえば、試作品完成や本番移行日を節目として置きます。
品質管理製品やサービスの品質を一定以上に保つための管理です。作って終わりではなく、検査やレビュー、記録でばらつきを抑えます。品質は検査だけで作るものではなく、工程全体で作り込む点が重要です。たとえば、入力画面の不具合をレビュー段階で減らします。
変更管理要求や設計、設定の変更をむやみに広げず、影響を確認してから進めることです。変更による混乱や不具合を減らします。何でもすぐ直すことが良いわけではなく、どこに影響するかの確認が欠かせません。たとえば、画面項目を増やす前に関連帳票の修正も確認します。
インシデント管理サービスを妨げる出来事にすばやく対応し、通常状態へ戻す管理です。原因究明よりも、まず影響の最小化を優先します。問題管理と混同しやすいですが、こちらは復旧の速さが中心です。たとえば、ログイン障害が起きたら代替手段を案内しつつ復旧します。
ジョブ管理ジョブの実行順や開始条件を管理することです。バッチ処理などを安定して動かすために使います。単に「仕事の管理」ではなく、システム上の処理単位を扱う点がポイントです。たとえば、夜間集計を前処理の完了後に動かします。
可用性必要なときにシステムが使える性質です。故障しにくさだけでなく、止まっても早く戻せることも関係します。性能と同じではなく、「使いたいときに使えるか」が焦点です。たとえば、営業時間中に決済端末がすぐ使える状態を保ちます。
MTTRMean Time To Repairの略で、故障してから修理・復旧するまでの平均時間です。短いほど、障害から早く戻せます。故障の発生頻度ではなく、戻す速さを見る指標です。たとえば、障害対応手順を整えて復旧時間を縮めます。
ログ管理操作やイベントの記録を保存し、必要に応じて確認できるようにすることです。障害調査、監査、不正検知に役立ちます。記録するだけでなく、見られる形で保全することが重要です。たとえば、ログイン失敗が続いた端末を後で調べます。
ベンダー製品やサービスを提供する企業や事業者です。自社で作る相手ではなく、外部供給者を指します。調達の場面でよく使われます。たとえば、保守付きのソフトを提供する会社を比較します。
変更要求既存のシステムや手順に対して、直してほしい・追加してほしいと出される要求です。影響範囲を見ないまま進めると、別の部分に不具合が出やすくなります。要望と異なり、正式に扱って判断する対象です。たとえば、帳票に新項目を加える依頼を記録します。
復旧障害で止まったサービスを使える状態に戻すことです。原因を完全に解決する前でも、まず業務を再開できるようにすることがあります。修理そのものではなく、利用再開が目的です。たとえば、代替サーバへ切り替えて業務を続けます。
非機能要件処理内容そのものではなく、品質や制約を示す要件です。性能、可用性、保守性、セキュリティ、運用条件などが含まれます。機能要件を満たしていても、応答が遅すぎれば実用にならない、という点が試験で問われやすいです。たとえば、夜間バッチは30分以内に終える、といった条件が該当します。
調達管理必要な製品やサービスを、適切な相手から、適切な条件で入手するための管理です。要求整理、候補選定、契約、受入れまでを含みます。価格だけでなく、品質、納期、保守条件も見る点が重要です。たとえば、安価でも保守が弱い契約を避ける判断は調達管理の一部です。
DR災害復旧のことで、大規模障害や災害後にITシステムを復旧させるための対策です。データ保全、代替サイト、切替手順などが含まれます。BCPよりもIT復旧に寄った概念として押さえると整理しやすいです。たとえば、遠隔地の予備環境へ切り替えて業務を再開します。
テスト計画何を、どの順序で、どんな観点でテストするかを決める文書や活動です。品質確認の抜け漏れを防ぎ、責任分担も明確にします。テストそのものではなく、テストを実行する前の設計が重要です。たとえば、単体、結合、総合の範囲と終了条件を先に決めます。
監査基準やルールに対して、実施状況が適切かを独立した立場で確認することです。評価や改善提案につなげる目的があります。レビューよりも客観性が高く、内部統制とも関係します。たとえば、運用手順が守られているかを第三者が確認します。
ライセンス管理ソフトウェアやサービスの利用許諾条件を守り、必要数や利用範囲を管理することです。過不足のない契約と、違反防止の両方に役立ちます。資産管理の一部として扱われることもあります。たとえば、利用人数が増えたら追加契約を検討します。
アジャイル開発意味:短い反復で動く成果を作り、利用者の反応を取り入れる開発方法。 試験上の要点:最初に全仕様を固定する方法ではない。 例:二週間ごとに機能を確認して改善する。
ペアプログラミング意味:二人が一組で実装と確認を交代しながら進める開発手法。 試験上の要点:作業量を単純に半分へ分ける方法ではない。 例:一人が入力し、もう一人が設計と誤りを確認する。
リスクベースアプローチすべてを同じ強さで扱うのではなく、重要度の高いリスクから対策する考え方です。限られた時間や費用を有効に使えます。『思いついた順に対応する』のとは異なります。例: 影響の大きい拠点から監査や点検を実施する。
バージョン管理意味:成果物の変更履歴と版を記録し、復元や共同作業を可能にする管理。 試験上の要点:構成管理の一部として使われる。 例:不具合発生前のソースコードへ戻す。
アローダイアグラム意味:作業の順序と依存関係を矢印などで表す工程管理図。 試験上の要点:組織階層を示す図ではない。 例:前工程が終わらないと始められない作業を可視化する。
EVM意味:計画価値・出来高・実コストを比較して進捗とコストを管理する手法。 試験上の要点:支出額だけで進捗を判断しない。 例:出来高が計画を下回る遅延を早期に把握する。
継続的インテグレーション意味:変更を頻繁に統合し、自動ビルドとテストで不整合を早期発見する開発実践。 試験上の要点:本番への自動配備まで必ず含むわけではない。 例:コミットごとに単体テストを実行する。
データベースデータを整理して保存し、必要に応じて検索・更新できる仕組みです。単なるファイル置き場ではありません。整合性や複数人利用を考える点が重要です。たとえば顧客情報を一元管理し、営業とサポートが同じ内容を参照します。
暗号化データを第三者に読みにくい形へ変換することです。通信中や保存中の情報を守る目的があります。アクセス権限管理とは別で、権限がなくても内容を見えにくくする仕組みです。たとえば、送信前にファイルを暗号化して盗み見に備えます。
SSDフラッシュメモリを使う記憶装置で、HDDより読み書きが速く、衝撃に強いのが特徴です。機械的な回転部品がないため静かです。『容量が大きいほど必ず速い』わけではなく、接続方式や性能差も影響します。
IPネットワーク上で相手先を特定し、データを宛先へ届けるための仕組みです。住所のような役割を持ちます。『通信そのものを暗号化する』わけではない点が混同されやすいです。Web閲覧やメール配送の土台になります。
HTTPSHTTPに暗号化と証明書の仕組みを組み合わせたものです。通信内容の盗み見や改ざんを防ぎやすくします。『鍵マークがある=完全に安全』ではなく、サイト運営者の確認や端末側の安全も必要です。
正規化データの重複や更新の不整合を減らすために、表を役割ごとに分けて整理する考え方です。分割しすぎると参照が増えて扱いが複雑になることがあります。顧客情報と注文情報を分ける設計は代表例です。
認証相手が本当に本人かを確かめることです。パスワード、指紋、ワンタイムコードなどが使われます。本人確認とアクセス制御は近い概念ですが同じではありません。ログイン時に使うのが典型です。
アルゴリズム問題を解くための手順や考え方です。同じ目的でも手順が違えば、速さや使う資源が変わります。『とりあえず動く』だけでなく、再現性と効率を考えるのが重要です。検索や並べ替えで頻出です。
ソートデータを一定の順序に並べ替えることです。昇順や降順など、目的に応じて使い分けます。『並べ替えれば検索が必ず速くなる』とは限らず、前処理コストとのバランスが重要です。
拡張子ファイル名の末尾に付く文字列で、種類を推測する手がかりになります。実際の内容と一致しないこともあるため、表示名だけで判断しないことが大切です。文書なのに実行形式を装う場合は注意が必要です。
フィッシング本物そっくりの案内で利用者をだまし、IDや口座情報などを盗み取る手口です。メールや偽サイトがよく使われます。『見た目がきれいだから安全』ではありません。リンク先確認が重要です。
OR論理演算の一つで、少なくとも一方が真なら真になります。条件の候補を広げたいときに使います。ANDと逆に、両方必須ではありません。検索条件で複数の語を含めたいときの発想に近いです。
ASCII文字を数値で表す標準の一つです。英数字や記号の基本的な対応を持ちます。日本語の多くをそのまま扱える規格ではありません。文字化けの話題では、エンコーディングとの違いを押さえると理解しやすいです。
IPアドレスネットワーク上の機器を識別する番号です。通信相手を見つけるための住所のような役割があります。機器名そのものではなく、通信で使う識別情報です。社内ネットワークで端末ごとに番号を割り当てると、やり取りがしやすくなります。
SQLインジェクション入力値を悪用して、想定外のSQLを実行させる攻撃です。検索欄やログイン欄に不正な文字列を入れて、DB操作をねじ曲げます。単なる文字化けではなく、命令の混入が問題です。入力チェックやプレースホルダで防ぐ考え方が重要です。
ユニバーサルデザインできるだけ多くの人が特別な調整なしで使えるようにする設計です。最初から幅広い利用者を意識する点が特徴です。『高齢者向け専用』と限定する考え方とは違います。例: 誰でも読みやすい色使いと大きめの文字を採用する。
IaaSサーバ、ネットワーク、記憶装置などの基盤をサービスとして使う形態です。OSやアプリの管理は利用者側が担う範囲が広いです。『全部おまかせ』ではありません。例: 必要な台数だけ仮想サーバを借りて利用する。
サブネット大きなネットワークを小さく分けた単位です。管理をしやすくし、通信範囲の整理にも役立ちます。『別のインターネット回線』ではありません。例: 部署ごとにネットワークを分けて管理する。
ER図データの項目や関連を図で表すものです。設計時に、何をどのように保存するかを整理しやすくなります。『処理の流れ』ではなく、データの関係を表します。例: 顧客と注文の関係を線で示す。
バックアップ世代管理複数回分のバックアップを順番に残す考え方です。古い時点へ戻せるようにして、誤削除や感染の影響を減らします。『最新1回だけ保存すること』とは違います。例: 毎日分を1週間分残して復元先を選べるようにする。
リアルタイム処理入力に対して、できるだけ遅れずに結果を返す処理です。即応性が重要な場面で使います。『夜間にまとめて処理する方式』とは違います。例: 交通情報を受けて案内表示を更新する。
生体認証指紋や顔など体の特徴を使って本人確認する方法です。パスワード忘れ対策にもなります。『絶対に偽装できない』わけではないので補助策が必要です。例: スマホの顔認証でロック解除する。
ランサムウェア対策データを勝手に使えなくする不正ソフトへの備えです。バックアップ、更新、教育が重要です。『感染後の支払い』だけを考えるのは危険です。例: 添付ファイルの訓練を行い、復旧手順を確認する。
侵入検知不審な通信や行動を見つける仕組みです。攻撃の兆候を早くつかむために使います。『侵入を完全に防ぐこと』ではありません。例: いつもと違う通信先への接続を通知する。

よくある質問

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?

はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AIクレジットも消費しないため、無料プランで全カードを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。

同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?

重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。

Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?

はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。

取り込んだカードを自分向けに直せますか?

はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

ITパスポート試験のどこまで収録していますか?

IPA ITパスポート試験シラバスVer.6.5(2026-01-08公開)の公式分類に沿った実内訳として、ストラテジ109用語、マネジメント87用語、テクノロジ104用語を1用語1枚で収録します。2026-08-16確認済みで、次回シラバス改訂時に分類と収録語を再監査します。

このデッキだけで試験対策は完結しますか?

用語の抜けは、このデッキが引き受けます。IPAが公開するシラバスVer.6.5を一次資料に範囲を確定し、用語の意味と計算・事例の文脈を照合したうえで、解説はすべて自前で執筆しました。計算問題の手を動かす演習は別に必要なので、公式サンプル問題とあわせて使ってください。

編集方針と出典

Memly運営が下記の一次資料で範囲と用語を確認し、カード本文は独自に作成・校正しています。

ITパスポート用語300問|IPAシラバスVer.6.5基準

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編集基準日 2026-08-16。独立行政法人情報処理推進機構および試験運営団体による承認・推奨を受けた教材ではありません。解説はすべて Memly の独自執筆で、試験問題や選択肢の転載はありません。次回シラバス改訂時に収録範囲を再監査します。基準日以降の変更は公式シラバスで確認してください。