医療英語・医療用語300|語根から読む英日対訳カード

初見の英語の医療用語を、分解して読めるようにする300枚。

300枚最終更新 2026-08-22
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医療英語が覚えにくいのは、単語の数が多いからではなく、一語ずつ丸ごと覚えようとするからです。gastroenteritis を一語として覚えれば語彙が一つ増えるだけですが、-itis(炎症)、gastr/o(胃)、enter/o(腸)に分ければ、同じ読み方が初見の語にも通用します。このデッキは接頭辞40枚、語根57枚、接尾辞37枚という部品を土台に、症状56枚、部位30枚、検査と処置45枚、診療科と職種21枚、略語14枚の対訳を積み上げました。 裏面は訳語で終わらせていません。日本語側の漢字がその意味を持つ理由まで書いています。梗塞の「梗」も「塞」もふさぐ意味であること、虚血の「虚」は足りない意味であること、骨粗鬆症の「粗鬆」はあらくすかすかであること。英語の語根と日本語の漢字は、どちらも初見の語を読み解く鍵になります。 取り違えやすい対も名指ししました。ureter(尿管)と urethra(尿道)、-phagia(嚥下)と -phasia(言語)、hematemesis(吐血)と hemoptysis(喀血)、ischemia(虚血)と infarction(梗塞)、melena(黒色便)と hematochezia(血便)。綴りが一字しか違わない語や、日本語の訳語が似ていて取り違えやすい語は、どちらのカードからも相手を引けるようにしてあります。 収録は語の意味までです。診断や治療の指示は書いていません。略語も何の略かまでを扱い、施設ごとの運用は含めていません。 取り込むと間隔反復のスケジュールに乗ります。読めるようになった部品は間隔が伸びて出てこなくなり、毎回迷うものだけが戻ってきます。

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収録カード

全300枚から代表100枚を表示しています。

a-, an-意味:欠如、無を表す接頭辞。日本語では「無」「不」にあたる。 ポイント:apnea は無呼吸、anemia は貧血になる。 注意:母音の前では an- になる。anuria のように形が変わる。
dys-意味:困難、異常を表す接頭辞。日本語では「困難」「不全」にあたる。 ポイント:dyspnea は呼吸困難、dysuria は排尿困難になる。 注意:まったく無い状態は a-, an- で表す。程度の違いがある。
hypo-意味:不足、低下、下を表す接頭辞。日本語では「低」「下」にあたる。 ポイント:hypoglycemia は低血糖、hypodermic は皮下を指す。 注意:hyper- と混同しやすい。綴りと音を合わせて確認する。
tachy-意味:速いことを表す接頭辞。日本語では「頻」にあたる。 ポイント:tachycardia は頻脈、tachypnea は頻呼吸になる。 注意:brady- と正反対の意味である。
macro-意味:大きいことを表す接頭辞。日本語では「大」にあたる。 ポイント:macrocyte は大球性の赤血球を指す。 注意:micro- と対で覚える。
mega-, megalo-意味:巨大、肥大を表す接頭辞。日本語では「巨」にあたる。 ポイント:megacolon は巨大結腸を指す。 注意:接尾辞の -megaly と意味が同じで、付く位置だけが違う。
tri-意味:三つを表す接頭辞。日本語では「三」にあたる。 ポイント:tricuspid valve は三尖弁になる。 注意:心臓では三尖弁が右の房室弁である。
poly-意味:多いことを表す接頭辞。日本語では「多」にあたる。 ポイント:polyuria は多尿、polydipsia は多飲になる。 注意:multi- と意味が重なるが、結び付く語が異なる。
peri-意味:周囲を表す接頭辞。日本語では「周」「囲」にあたる。 ポイント:pericardium は心膜、perianal は肛門周囲を指す。 注意:通過を表す per- と綴りが近い。
epi-意味:上、表面を表す接頭辞。 ポイント:epidermis は表皮、epigastric は心窩部を指す。 注意:日本語の「心窩部」はみぞおちのことで、心臓とは関係がない。
supra-意味:上を表す接頭辞。 ポイント:suprapubic は恥骨上を指す。 注意:sub-, infra- と正反対の位置を表す。
intra-意味:内部を表す接頭辞。日本語では「内」にあたる。 ポイント:intracranial は頭蓋内を指す。 注意:inter- は間、intra- は内である。混同しやすい代表例である。
retro-意味:後ろを表す接頭辞。日本語では「後」にあたる。 ポイント:retroperitoneal は腹膜後を指す。 注意:時間の過去を表す用法もある。
ab-意味:離れることを表す接頭辞。 ポイント:abduction は外転、つまり体の中心から離す動きを指す。 注意:ad- と一字違いで向きが逆になる。
pre-, ante-, pro-意味:前、以前を表す接頭辞。日本語では「前」にあたる。 ポイント:preoperative は術前、antepartum は分娩前、prognosis は予後になる。 注意:anti-(抗)と ante-(前)は特に紛らわしい。
auto-意味:自己を表す接頭辞。日本語では「自」「自己」にあたる。 ポイント:autoimmune は自己免疫、autopsy は剖検を指す。 注意:自動という日常的な意味ではなく、自分自身の意味で使う。
-itis意味:炎症を表す接尾辞。日本語では「炎」にあたる。 ポイント:gastritis は胃炎、dermatitis は皮膚炎になる。 注意:感染と同じ意味ではない。感染がなくても炎症は起こる。
-osis意味:異常な状態や増加を表す接尾辞。日本語では「症」にあたる。 ポイント:fibrosis は線維症、cyanosis はチアノーゼになる。 注意:炎症を表す -itis とは前提が異なる。
-uria意味:尿の状態を表す接尾辞。日本語では「尿」にあたる。 ポイント:hematuria は血尿、polyuria は多尿、dysuria は排尿困難になる。 注意:語根の ur/o と合わせて覚える。
-oma意味:腫瘍や腫瘤を表す接尾辞。日本語では「腫」にあたる。 ポイント:lipoma は脂肪腫、hematoma は血腫になる。 注意:すべてが腫瘍を意味するわけではない。血腫は腫瘍ではない。
-stenosis意味:狭窄を表す接尾辞。日本語では「狭窄」にあたる。 ポイント:「狭」も「窄」もせまい意味の漢字で、通り道が細くなることを表す。 注意:広がることを表す -ectasis と対で覚える。
-rrhea意味:流出、分泌を表す接尾辞。日本語では「漏」「下痢」などにあたる。 ポイント:diarrhea は下痢、rhinorrhea は鼻漏になる。 注意:r が二つ重なる綴りに注意する。
-ectasis意味:拡張を表す接尾辞。日本語では「拡張症」にあたる。 ポイント:bronchiectasis は気管支拡張症、atelectasis は無気肺になる。 注意:無気肺は広がっていない状態を指すため、語の印象と逆になる。
-phagia意味:嚥下、食べることを表す接尾辞。日本語では「嚥下」にあたる。 ポイント:dysphagia は嚥下困難になる。 注意:話すことを表す -phasia と一字違いである。
-ectomy意味:切除を表す接尾辞。日本語では「切除術」にあたる。 ポイント:appendectomy は虫垂切除術、hysterectomy は子宮摘出術になる。 注意:切開を表す -tomy と一字違いで意味が変わる。
-plasty意味:形成を表す接尾辞。日本語では「形成術」にあたる。 ポイント:rhinoplasty は鼻形成術、arthroplasty は関節形成術になる。 注意:形成を表す -plasia と綴りが似ている。
-centesis意味:穿刺を表す接尾辞。日本語では「穿刺」にあたる。 ポイント:thoracentesis は胸腔穿刺、amniocentesis は羊水穿刺になる。 注意:語の意味だけを扱う。実施は定められた資格と手順による。
-scopy意味:内部を見る検査を表す接尾辞。日本語では「鏡検査」にあたる。 ポイント:endoscopy は内視鏡検査、colonoscopy は大腸内視鏡検査になる。 注意:器具を表す -scope と区別する。
-graphy意味:撮影や記録の方法を表す接尾辞。日本語では「造影」「撮影」にあたる。 ポイント:angiography は血管造影、radiography はエックス線撮影になる。 注意:結果物を表す -gram と区別する。
-metry, -meter意味:測定する行為と、測定する器具を表す接尾辞。日本語では「測定」「計」にあたる。 ポイント:spirometry は肺活量測定、thermometer は体温計になる。 注意:行為と器具で語尾が変わる点を押さえる。
-genic, -genesis意味:引き起こす性質と、発生の過程を表す接尾辞。日本語では「性」「形成」にあたる。 ポイント:carcinogenic は発がん性、pathogenesis は病因や発症機序を指す。 注意:iatrogenic は医療行為によって生じたものを表す。
cardi/o意味:心臓を表す語根。日本語では「心」にあたる。 ポイント:cardiology は循環器学、cardiomegaly は心拡大になる。 注意:がんを表す carcin/o と綴りが似ていて紛らわしい。
vas/o意味:血管や管を表す語根。 ポイント:vasoconstriction は血管収縮、vasodilation は血管拡張になる。 注意:男性生殖器の精管を指す用法もある。
hemat/o, hem/o意味:血液を表す語根。日本語では「血」にあたる。 ポイント:hematuria は血尿、hematoma は血腫、hemolysis は溶血になる。 注意:接尾辞の -emia と語源が同じで、付く位置が違う。
erythr/o意味:赤、赤血球を表す語根。日本語では「赤」にあたる。 ポイント:erythrocyte は赤血球になる。 注意:白を表す leuk/o と対で覚える。
cyt/o意味:細胞を表す語根。日本語では「細胞」にあたる。 ポイント:cytology は細胞診、cytoplasm は細胞質になる。 注意:接尾辞では -cyte に形が変わる。
carcin/o意味:がんを表す語根。日本語では「癌」にあたる。 ポイント:carcinoma は上皮から生じた癌腫、carcinogen は発がん物質を指す。 注意:日本語では上皮由来を「癌」、非上皮由来を「肉腫」と書き分ける。
py/o意味:膿を表す語根。日本語では「膿」にあたる。 ポイント:pyuria は膿尿、pyothorax は膿胸になる。 注意:熱を表す pyr/o と一字違いである。
bacteri/o意味:細菌を表す語根。日本語では「細菌」にあたる。 ポイント:bacteriuria は細菌尿になる。 注意:ウイルスとは構造も対処も異なるため、訳語を混ぜない。
necr/o意味:壊死を表す語根。日本語では「壊死」にあたる。 ポイント:「壊」はこわれる、「死」はしぬで、組織が死んで崩れる状態を表す。 注意:あらかじめ組み込まれた細胞死であるアポトーシスとは過程が異なる。
lymph/o意味:リンパを表す語根。日本語では「リンパ」にあたる。 ポイント:lymphocyte はリンパ球、lymphedema はリンパ浮腫になる。 注意:血液系とは別の系統である。
oste/o意味:骨を表す語根。日本語では「骨」にあたる。 ポイント:osteoporosis は骨粗鬆症、osteomyelitis は骨髄炎になる。 注意:「粗鬆」はあらくすかすかの意味で、骨の中身が減った状態を表す。
my/o意味:筋を表す語根。日本語では「筋」にあたる。 ポイント:myocardium は心筋、myalgia は筋痛になる。 注意:骨髄と脊髄を表す myel/o と紛らわしい。
pneum/o, pneumon/o意味:空気または肺を表す語根。日本語では「気」「肺」にあたる。 ポイント:pneumonia は肺炎、pneumothorax は気胸になる。 注意:気胸の「気」は空気、肺炎の「肺」は臓器で、同じ語根が別の訳語になる。
trache/o意味:気管を表す語根。日本語では「気管」にあたる。 ポイント:tracheostomy は気管切開による瘻の造設を指す。 注意:気管支を表す bronch/o と位置が異なる。
rhin/o, nas/o意味:鼻を表す語根。日本語では「鼻」にあたる。 ポイント:rhinitis は鼻炎、nasal は鼻の、を意味する。 注意:rhin/o はギリシャ語、nas/o はラテン語由来である。
gastr/o意味:胃を表す語根。日本語では「胃」にあたる。 ポイント:gastritis は胃炎、gastroscopy は胃内視鏡検査になる。 注意:腹部全体を指す語ではない。
col/o, colon/o意味:大腸を表す語根。日本語では「結腸」「大腸」にあたる。 ポイント:colonoscopy は大腸内視鏡検査、colostomy は結腸瘻造設になる。 注意:腟を表す colp/o と綴りが似ている。
chol/e, cholecyst/o意味:胆汁と胆嚢を表す語根。日本語では「胆」にあたる。 ポイント:cholelithiasis は胆石症、cholecystectomy は胆嚢摘出術になる。 注意:「石」を表す lith/o と組み合わさって胆石の語ができる。
esophag/o意味:食道を表す語根。日本語では「食道」にあたる。 ポイント:esophagitis は食道炎になる。 注意:気管を表す trache/o とは隣り合うが別の管である。
nephr/o, ren/o意味:腎臓を表す語根。日本語では「腎」にあたる。 ポイント:nephritis は腎炎、renal failure は腎不全になる。 注意:nephr/o はギリシャ語、ren/o はラテン語由来である。
hyster/o, metr/o意味:子宮を表す語根。日本語では「子宮」にあたる。 ポイント:hysterectomy は子宮摘出術、endometrium は子宮内膜になる。 注意:測定を表す -metry と綴りが似ていて紛らわしい。
neur/o意味:神経を表す語根。日本語では「神経」にあたる。 ポイント:neuritis は神経炎、neuropathy は神経障害になる。 注意:腎臓を表す nephr/o と綴りが似ている。
ophthalm/o, ocul/o意味:眼を表す語根。日本語では「眼」にあたる。 ポイント:ophthalmology は眼科学、intraocular は眼内を指す。 注意:ophthalm/o は綴りが長く、th の位置を誤りやすい。
dyspnea意味:呼吸困難。息をするのが苦しい状態。 ポイント:dys-(困難)と -pnea(呼吸)からできている。 注意:息が完全に止まる apnea とは程度が違う。
cough意味:咳嗽。気道の刺激を排出しようとする反射。 ポイント:痰を伴うものを湿性、伴わないものを乾性と呼び分ける。 注意:医療の記録では「咳嗽」と書かれることが多い。
cyanosis意味:チアノーゼ。皮膚や粘膜が青紫色に見える状態。 ポイント:cyan/o(青)と -osis(状態)からできている。 注意:日本語では訳さずカタカナで用いる。
ascites意味:腹水。腹腔内に液体がたまった状態。 ポイント:日本語では貯留した液そのものと状態の両方を指す。 注意:全身の浮腫とは分布が異なる。
jaundice意味:黄疸。皮膚や眼球結膜が黄色く見える状態。 ポイント:icterus とも呼ばれる。「疸」は黄色くなる病を表す漢字である。 注意:眼球結膜で気づかれやすいと説明される。
hematemesis意味:吐血。消化管から出た血を吐くこと。 ポイント:hemat/o(血)と emesis(嘔吐)からできている。 注意:気道から出る喀血(hemoptysis)と必ず区別する。
constipation意味:便秘。便が長くとどまり、排便が困難または不十分な状態。 ポイント:回数だけでなく、硬さと苦痛の有無も要素になる。 注意:日数の基準は教材や指針によって示され方が異なる。
hematuria意味:血尿。尿に血が混じった状態。 ポイント:hemat/o(血)と -uria(尿)からできている。 注意:目で見てわかるものと、検査で初めてわかるものがある。
dysuria意味:排尿困難、排尿時痛。排尿がしにくい、あるいは痛みを伴う状態。 ポイント:dys-(困難)と -uria からできている。 注意:日本語では文脈により訳し分けられる。
fever, pyrexia意味:発熱。体温が通常より高く保たれる状態。 ポイント:pyr/o(熱)が語源にある。解熱薬は antipyretic という。 注意:体温の高さだけで重症度は決まらない。
dehydration意味:脱水。体液が失われた状態。 ポイント:de-(除く)と hydr/o(水)からできている。 注意:水分だけが失われる型と、電解質も失われる型で性質が異なる。
headache, cephalalgia意味:頭痛。頭部の痛み。 ポイント:cephal/o(頭)と -algia(痛み)からできている。 注意:部位、性質、経過を分けて記録する。
seizure, convulsion意味:発作、けいれん。 ポイント:seizure は発作全般、convulsion は筋の不随意な収縮を指す。 注意:日本語ではどちらも「けいれん」と訳されることがあり、原語で区別する。
aphasia意味:失語症。言葉を話す、理解する働きが失われた状態。 ポイント:a-(無)と -phasia(言語)からできている。 注意:発音がうまくできない dysarthria とは障害の層が異なる。
anemia意味:貧血。血液が酸素を運ぶ能力が低下した状態。 ポイント:an-(無)と -emia(血液の状態)からできている。 注意:日本語の「貧血」は立ちくらみの意味でも使われるが、医学用語では血液の状態を指す。
femur意味:大腿骨。太ももの骨。 ポイント:「大腿」はふとももを指す語である。 注意:脛骨(tibia)と位置を取り違えない。
scapula意味:肩甲骨。背部の上外側にある三角形の骨。 ポイント:「甲」は貝殻のような平たい形を表す。 注意:肋骨とは筋でつながり、骨どうしの関節をつくらない。
vertebra意味:椎骨。背骨を構成する一つ一つの骨。 ポイント:複数形は vertebrae で、連なったものが脊柱である。 注意:脊髄(spinal cord)は神経であり、椎骨とは別である。
tibia意味:脛骨。下腿の内側にある太い骨。 ポイント:「脛」はすねを指す漢字である。 注意:外側の細い骨は腓骨(fibula)である。
thorax意味:胸郭、胸部。 ポイント:形容詞は thoracic で、胸腔は thoracic cavity という。 注意:胸骨(sternum)とは指す範囲が違う。
esophagus意味:食道。咽頭と胃をつなぐ管。 ポイント:形容詞は esophageal である。 注意:気管(trachea)と隣り合うが別の管である。
ileum意味:回腸。小腸の最後の部分。 ポイント:大腸との境に回盲弁がある。 注意:腸骨を表す ilium と綴りが一字違いである。
gallbladder意味:胆嚢。胆汁をためて濃縮する袋状の器官。 ポイント:語根では cholecyst/o が対応する。 注意:胆汁を作るのは肝臓である。
kidney意味:腎臓。尿をつくり体液を調節する器官。 ポイント:語根では nephr/o と ren/o が対応する。 注意:腎盂は renal pelvis と表す。
auscultation意味:聴診。体内の音を聞いて調べる診察法。 ポイント:「聴」は聞く、「診」は診るで、聞いて診ることを表す。 注意:打診(percussion)、触診(palpation)、視診(inspection)と並べて覚える。
inspection意味:視診。目で見て調べる診察法。 ポイント:診察の順序では最初に行われることが多い。 注意:日常語の「検査」と混同しない。診察の一部である。
chief complaint意味:主訴。受診の理由として本人が最も訴える症状。 ポイント:「主」は中心、「訴」はうったえるで、中心となる訴えを表す。 注意:診断名ではなく、本人の言葉に近い形で記録する。
diagnosis意味:診断。症状や検査から病態を判断すること。 ポイント:dia-(通して)と gnosis(知ること)からできている。 注意:語の意味を扱うにとどめ、判断そのものは医師の役割である。
urinalysis意味:尿検査。尿の成分を調べる検査。 ポイント:urine と analysis が結び付いた語である。 注意:採尿の方法と時間で結果が変わる。
radiography意味:エックス線撮影。放射線を用いて画像を得る検査。 ポイント:-graphy は撮影の方法を表す。 注意:得られた画像は radiograph、日本語では単純写真などと呼ばれる。
angiography意味:血管造影。造影剤を用いて血管を描出する検査。 ポイント:angi/o(血管)と -graphy が結び付いている。 注意:造影を伴う検査には準備と確認の手順があり、施設の基準に従う。
incision意味:切開。組織を切り開くこと。 ポイント:in-(中へ)と cis(切る)からできている。 注意:切除を表す excision と区別する。
ligation意味:結紮。糸などで縛って閉じること。 ポイント:「結」はむすぶ、「紮」はしばるを表す漢字である。 注意:縫合とは目的が異なる。
infusion意味:輸液、点滴。液体を血管内に入れること。 ポイント:in-(中へ)と fus(注ぐ)からできている。 注意:輸血(transfusion)と語尾が似ているため区別する。
prophylaxis意味:予防。病気の発生や再発を防ぐこと。 ポイント:pro-(前)が語頭にある。 注意:治療(therapy)とは目的の時点が違う。
disinfection意味:消毒。病原微生物を減らすこと。 ポイント:dis-(除く)と infect(感染させる)からできている。 注意:滅菌と同じ語として使わない。
internal medicine意味:内科。手術によらない方法で内臓の疾患を扱う診療科。 ポイント:専門を前に付けて呼吸器内科、循環器内科などと分かれる。 注意:英語では専門を表す語を前に置く。
obstetrics and gynecology意味:産婦人科。妊娠と分娩、女性生殖器の疾患を扱う診療科。 ポイント:obstetrics が産科、gynecology が婦人科にあたる。 注意:二つの領域が合わさった名称である。
dermatology意味:皮膚科。 ポイント:dermat/o(皮膚)と -logy からできている。 注意:形成外科と扱う範囲が一部重なる。
radiology意味:放射線科。画像診断と放射線治療を扱う診療科。 ポイント:radi/o(放射線)と -logy からできている。 注意:撮影の技術を担う職種とは役割が分かれる。
physician意味:医師。とくに内科系の医師を指すことがある。 ポイント:doctor は学位を含む広い語である。 注意:外科医は surgeon と呼び分けられる。
physical therapist意味:理学療法士。 ポイント:作業療法士は occupational therapist である。 注意:二つの職種は対象とする活動が異なる。
CBC意味:全血球計算。complete blood count の略。 ポイント:赤血球、白血球、血小板の数や血色素などを調べる基本的な血液検査である。 注意:略語の読み方や運用は施設によって異なるため、所属の記載規則に従う。
MRI意味:磁気共鳴画像。magnetic resonance imaging の略。 ポイント:磁場と電波を用いて画像を得る。 注意:金属に関する確認事項があり、検査前の手順は施設の規則による。
BP意味:血圧。blood pressure の略。 ポイント:収縮期血圧と拡張期血圧を並べて記録する。 注意:測定条件で値が変わるため、条件をそろえて記録する。
ADL意味:日常生活動作。activities of daily living の略。 ポイント:食事、排泄、更衣、入浴、移動などの基本的な動作を指す。 注意:買い物や金銭管理などは IADL として区別される。

よくある質問

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?

はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AIクレジットも消費しないため、無料プランで全300枚を取り込めます。

同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?

重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。

Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?

はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。

取り込んだカードを自分向けに直せますか?

はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要なカードの削除、タグの整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

略語はどこまで載っていますか?

何の略かと、その語がどう組み立てられているかまでです。検査、画像、バイタル、生活の評価でよく見る14枚を選びました。施設ごとの書き方や運用は含めていません。同じ検査に複数の略記があるもの(ECGとEKGなど)は、由来の違いも書いてあります。

領域を絞って学習できますか?

できます。全カードに区分と主題のタグが付いています。接頭辞40枚、語根57枚、接尾辞37枚、症状56枚、部位30枚、検査と処置45枚、診療科と職種21枚、略語14枚という内訳なので、まず部品を終わらせてから用語に進むことも、症状だけを回すこともできます。

解剖学デッキや看護師国家試験デッキと一緒に使えますか?

はい。四つは問いが違います。このデッキは語がどう作られているか、解剖学はどこにあるか、生理学はどう調節されているか、看護の必修は看護の概念と制度が中心です。表面が重なるカードが1枚もないように分けてあるので、一緒に取り込んでも同じ内容を二度覚えることはありません。

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医療用語の意味と成り立ちを扱う学習用の教材であり、診断や治療の判断の代わりにはなりません。編集基準日2026-08-22。