日商簿記2級 商業簿記の重要用語300|無料の暗記カード

仕訳は書ける。どの勘定を選ぶかで手が止まるなら、足りないのは言葉のほう。

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商業簿記の失点は、仕訳が書けないから起きるのではありません。「この差異は税効果の対象か、それとも永久差異か」「この入金は前受金か契約負債か」「この未実現利益は全額消すのか、非支配株主にも負わせるのか」。勘定を選ぶ前の判断が言葉になっていないと、仕訳の型をいくら練習しても、初見の問題文で手が止まります。2級で範囲が一気に広がったと感じるのは、覚える仕訳が増えたからではなく、判断の分岐が増えたからです。 このデッキは商業簿記の重要用語300を、表は「〜とは?」の問い、裏は答えと試験上の要点という形で1枚にまとめました。資産と債権・負債と純資産と税金・決算と財務諸表・連結と本支店の4群でタグ分けしてあるので、手薄な領域だけを取り出して回せます。取り込むと間隔反復のスケジュールに乗り、説明できた用語は間隔が伸びて出てこなくなります。残るのは、まだ言葉にできていない分岐だけです。

追加すると何が起きる?

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    覚え具合に合わせて、次にいつ出すかがカード1枚ずつ決まります。

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    追加後は自分のカードなので、書き換えも削除も並べ替えも自由です。

収録カード

全300枚から代表100枚を表示しています。

表裏
現金過不足とは?帳簿の現金残高と実際有高の差。 決算までに原因が分からなければ雑損か雑益にします。
当座借越とは?当座預金の残高を超えて振り出せる契約。 決算では短期借入金へ振り替えます。
未渡小切手とは?作成したが相手に渡していない小切手。 帳簿を修正して負債を戻します。
売掛金とは?商品を掛けで販売したときの代金請求権。 得意先元帳で相手ごとに管理します。
クレジット売掛金とは?クレジットカード払いの販売代金請求権。 信販会社への手数料を支払手数料で処理します。
受取手形とは?手形による代金請求権。 割引や裏書譲渡ができます。
手形の裏書譲渡とは?手形を第三者へ譲り渡すこと。 仕入代金の支払などに使います。
営業外受取手形とは?商品売買以外の取引で受け取った手形。 固定資産の売却などで生じます。
貸倒引当金とは?将来の貸倒れに備える見積り額。 債権の評価勘定として控除します。
一般債権とは?回収に問題がない通常の債権。 貸倒実績率で見積ります。
貸倒損失とは?当期に発生した債権の回収不能額。 引当金を超える分は損失で処理します。
売上原価対立法とは?販売のつど売上原価を計上する方法。 商品勘定が常に在庫を示します。
売上諸掛とは?販売時に生じる発送費などの費用。 当社負担なら発送費で処理します。
売上割引とは?期日前の入金に対する代金の減額。 収益認識基準では売上から控除します。
総平均法とは?期間全体の平均単価で払い出す方法。 期末まで単価が確定しません。
正味売却価額とは?売価から見積販売直接経費を引いた額。 期末商品の評価に使います。
満期保有目的債券とは?満期まで保有する意図で持つ債券。 原則は取得原価、条件付きで償却原価法です。
子会社株式とは?支配目的で保有する株式。 取得原価で評価します。
その他有価証券とは?いずれにも該当しない有価証券。 時価評価し差額は純資産に計上します。
有形固定資産とは?物理的な形がある長期使用資産。 減価償却の対象です。
資本的支出とは?資産価値を高めるまたは耐用年数を延ばす支出。 固定資産の取得原価に加えます。
定額法とは?毎期同額を償却する方法。 計算が単純です。
200%定率法とは?定額法の償却率を2倍した率を使う定率法。 現行の税法上の方法です。
減価償却累計額とは?これまでの償却額の合計。 間接法で資産から控除表示します。
間接法とは?累計額勘定を使って控除表示する方法。 取得原価と累計額が両方分かります。
固定資産廃棄とは?資産を捨てること。 処分価値がありません。
圧縮記帳とは?国庫補助金などで取得した資産の簿価を減らす処理。 課税の繰延べが目的です。
リース取引とは?資産を借りて使用料を払う取引。 ファイナンスとオペレーティングに分かれます。
利子込み法とは?リース料総額で資産と負債を計上する方法。 利息を区分しません。
ソフトウェアとは?コンピュータを機能させるプログラム。 自社利用分は無形固定資産です。
のれんとは?買収価額が受け入れ純資産を上回る部分。 20年以内に定額法などで償却します。
繰延資産とは?支出の効果が将来に及ぶ費用を資産計上したもの。 限定列挙の5項目です。
創立費とは?会社設立に要した費用。 5年以内に償却できます。
社債利息とは?社債に対して支払う利息。 営業外費用に表示します。
抽選償還とは?定められた口数を抽選で償還する方法。 分割して返済されます。
賞与引当金とは?翌期に支給する賞与のうち当期負担分。 支給見込額を期間配分します。
商品保証引当金とは?販売した商品の無償修理に備える引当金。 売上高の一定割合で見積ります。
返金負債とは?返品や割戻が見込まれる分の負債。 収益認識基準で用います。
契約負債とは?対価を受け取ったが履行義務が未了の負債。 前受金に近い性格です。
取引価格とは?顧客から受け取ると見込む対価の額。 値引きや返品見込みを反映します。
一時点の充足とは?支配が移転した時点で収益を認識する形態。 商品販売が典型です。
本人か代理人かとは?自ら財を提供するか、他社の提供を仲介するか。 総額表示か純額表示かが変わります。
仮受消費税とは?売上時に預かった消費税。 決算で仮払と相殺します。
未払法人税等とは?確定額から中間納付を引いた納付予定額。 流動負債に表示します。
永久差異とは?将来も解消されない差異。 税効果の対象外です。
将来加算一時差異とは?将来の課税所得を増やす差異。 繰延税金負債を計上します。
繰延税金負債とは?将来の税金増額効果を表す負債。 将来加算一時差異から生じます。
資本金とは?株主が払い込んだ資本のうち資本金とした額。 原則は払込額の全額です。
その他資本剰余金とは?資本取引から生じた資本準備金以外の剰余金。 自己株式処分差益などです。
繰越利益剰余金とは?処分が決まっていない利益の累計。 当期純利益が振り替えられます。
自己株式処分差益とは?自己株式を帳簿価額より高く処分した差額。 その他資本剰余金に計上します。
株式申込証拠金とは?募集株式の払込前に預かった金額。 払込期日に資本金へ振り替えます。
株主資本等変動計算書とは?純資産の変動を示す財務諸表。 期首残高から期末残高への動きを示します。
分配可能額とは?配当できる金額の上限。 債権者保護のための規制です。
為替差損益とは?為替相場の変動から生じる損益。 営業外の項目に表示します。
振当処理とは?為替予約のレートで換算し直す簡便な処理。 直先差額を期間配分します。
非貨幣性項目とは?金額が固定されていない外貨建項目。 取得時のレートのままにします。
売上原価の算定とは?仕入勘定で売上原価を求める決算整理。 期首と期末の商品を加減します。
収益の繰延べとは?当期に受け取ったが翌期の分を負債に振り替える処理。 前受収益を計上します。
再振替仕訳とは?翌期首に経過勘定を元に戻す仕訳。 決算整理の逆仕訳です。
決算振替仕訳とは?収益と費用を損益勘定へ集める仕訳。 当期純利益が算出されます。
繰越試算表とは?資産・負債・純資産の次期繰越額を集めた表。 貸借が一致するか確認します。
営業利益とは?売上総利益から販売費及び一般管理費を引いた利益。 本業の成果を示します。
税引前当期純利益とは?経常利益に特別損益を加減した利益。 税金控除前の利益です。
特別損失とは?臨時かつ多額の損失。 経常性がありません。
営業外収益とは?本業以外から生じる経常的な収益。 経常利益の計算に含めます。
流動と固定の区分とは?1年基準と正常営業循環基準で分ける考え方。 営業循環内の項目は流動です。
評価勘定とは?資産から控除する形で表示する勘定。 資産のマイナスとして働きます。
保証債務とは?他者の債務を保証したことによる負担。 時価で計上し注記もします。
本支店会計とは?本店と支店で帳簿を分ける会計。 内部取引を照合勘定で結びます。
支店分散計算制度とは?支店間の取引を支店同士で記帳する制度。 本店を通しません。
連結財務諸表とは?企業集団を1つとみなして作る財務諸表。 個別財務諸表を合算して調整します。
評価差額とは?支配獲得時に子会社資産を時価評価した差額。 子会社の資本として扱います。
成果連結とは?連結会社間の取引と債権債務を消す手続。 資本連結と対になります。
ダウンストリームとは?親会社から子会社への販売。 未実現利益は全額消去します。
5伝票制とは?3伝票に売上伝票と仕入伝票を加えた方式。 掛取引を前提に起票します。
仕訳週計表とは?1週間分の伝票を集計した表。 日計表と考え方は同じです。
統制勘定とは?補助元帳の合計を示す総勘定元帳の勘定。 内訳と合計が一致します。
合計残高試算表とは?合計と残高の両方を示す表。 情報量が最も多い形式です。
仮払金とは?用途や金額が未確定の支払。 確定したら適切な勘定へ振り替えます。
社会保険料預り金とは?給料から差し引いて預かる社会保険料。 会社負担分と合わせて納付します。
差入保証金とは?賃借などのために差し入れた保証金。 返還される資産です。
前受金とは?商品の引渡前に受け取った代金。 収益認識基準では契約負債とも呼びます。
未払金とは?商品売買以外の取引で生じた債務。 買掛金と区別します。
取得原価(合併)とは?交付した株式の時価などで測る対価。 受入純資産との差がのれんです。
建物附属設備とは?建物に付属する電気設備などの資産。 建物とは耐用年数が異なります。
備品とは?事務机やパソコンなどの資産。 少額なら費用処理も認められます。
除去費用とは?資産除去債務に対応して資産計上する額。 減価償却を通じて費用化します。
流動比率とは?流動資産を流動負債で割った指標。 短期の支払能力を示します。
売上高総利益率とは?売上総利益を売上高で割った指標。 商品の収益力を示します。
有価証券の減損とは?時価が著しく下落し回復見込みがない場合の処理。 評価損を計上します。
保管有価証券とは?担保として預かった有価証券。 相手の資産です。
継続性の原則とは?採用した会計方針をみだりに変えない原則。 期間比較を可能にします。
費用収益対応の原則とは?収益に対応する費用を同じ期間に計上する原則。 期間損益を正しくします。
現金主義とは?現金の収支があった時点で認識する考え方。 原則としては採用しません。
資本取引と損益取引の区分とは?株主との取引と経営活動を区別する原則。 資本剰余金と利益剰余金を混同しません。
子会社株式の追加取得とは?支配獲得後に持分を増やすこと。 差額は資本剰余金にします。
連結株主資本等変動計算書とは?連結の純資産の変動を示す財務諸表。 非支配株主持分の増減も示します。
みなし取得日とは?支配獲得日を決算日などに寄せて扱う日。 期中取得の実務上の簡便法です。
貸倒引当金の修正とは?相殺した債権に対する引当金を戻す手続。 内部債権は貸倒れないためです。

よくある質問

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?

はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AI利用枠も消費しないため、無料プランで全カードを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。

同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?

重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。

Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?

はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。

取り込んだカードを自分向けに直せますか?

はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

どんな内訳ですか?

資産・債権103枚、負債・純資産・税金79枚、決算・財務諸表73枚、連結・本支店45枚の計300枚です。用語1つにつき1枚なので、同じ用語が二度出てくることはありません。

仕訳問題は入っていますか?

数値を当てはめて解く問題は入れていません。仕訳の練習は問題集のほうが速く、逆に問題集では埋まらないのが「どの勘定を選ぶか」の判断だからです。各カードは意味と判断基準、それが効く具体的な場面までを説明しています。

工業簿記も入っていますか?

入っていません。工業簿記は別デッキに分けてあります。判断の種類がまったく違うので、混ぜると復習の効率が落ちます。両方取り込めば、タグで切り替えながら回せます。

このデッキだけで試験対策は完結しますか?

用語と判断基準の抜けは、このデッキが引き受けます。取り込んで毎日開けば、まだ説明できない用語だけが出題されるので、そこに割いていた時間がそのまま空きます。空いた時間は総合問題と決算整理の演習に回してください。出題区分は改定されるため、最新の出題区分表もあわせて確認してください。

編集方針と出典

Memly運営が下記の一次資料で範囲と用語を確認し、カード本文は独自に作成・校正しています。

日商簿記2級 商業簿記の重要用語300|無料の暗記カード

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編集基準日 2026-08-17。日本商工会議所および各地商工会議所による承認・推奨を受けた教材ではありません。解説はすべて Memly の独自執筆で、試験問題や市販問題集の数値の転載はありません。工業簿記の論点は含みません。