日商簿記2級 工業簿記の重要用語200|無料の暗記カード

公式は覚えられる。原価がどこを流れ、どこで判断が変わるかが本番の差になる。

200枚最終更新
このデッキをアプリに追加

無料プランのまま全カードを追加できます。取り込み時にAI生成を実行しないので、AI利用枠も減りません。追加にはMemlyのアカウントが必要です。

工業簿記でつまずくのは計算力ではありません。「この仕損は完成品だけが負担するのか、仕掛品も負担するのか」「この差異は現場の責任か、経営判断の結果か」「予定配賦なのに、なぜ差異が出るのか」。処理を選ぶ前の判断が言葉で説明できないと、公式を正しく暗記していても、当てはめ先を間違えます。工業簿記が「解けるときは満点、外すと大崩れ」と言われる理由はここにあります。 このデッキは工業簿記の重要用語200を、表は「〜とは?」の問い、裏は答えと試験上の要点という形で1枚にまとめました。原価要素・部門別と個別・総合と標準・直接原価計算の4群でタグ分けしてあるので、手薄な領域だけを取り出して回せます。取り込むと間隔反復のスケジュールに乗り、説明できた用語は間隔が伸びて出てこなくなります。残るのは、まだ言葉にできていない判断だけです。

追加すると何が起きる?

  1. 1

    ボタンを押すとMemlyが開き、カードが丸ごと自分のデッキに入ります。

  2. 2

    覚え具合に合わせて、次にいつ出すかがカード1枚ずつ決まります。

  3. 3

    追加後は自分のカードなので、書き換えも削除も並べ替えも自由です。

収録カード

全200枚から代表100枚を表示しています。

表裏
原価とは?製品を作るためにかかった経済価値の消費額。 販売費や一般管理費は原価計算上の製造原価に含めません。
製造原価とは?製品の製造にかかった原価。 総原価から販売費及び一般管理費を除いたものです。
総原価とは?製造原価に販売費及び一般管理費を加えたもの。 売価設定の基礎になります。
材料費とは?製品のために消費した物品の原価。 購入額ではなく消費額で把握します。
労務費とは?製品のために消費した労働力の原価。 支払額ではなく消費額で把握します。
経費とは?材料費と労務費以外の原価。 外注加工賃や減価償却費が入ります。
直接費とは?どの製品にかかったか個別に把握できる原価。 製品へ直接賦課します。
間接費とは?複数の製品に共通して発生し個別に把握できない原価。 配賦計算が必要になります。
賦課とは?直接費を特定の製品に直接割り当てること。 配賦と対になる語です。
配賦とは?間接費を一定の基準で各製品へ割り振ること。 基準の選び方が結果を左右します。
配賦基準とは?間接費を割り振るときの尺度。 因果関係の強いものを選びます。
素材費とは?製品の主要な構成部分となる材料の原価。 直接材料費になります。
買入部品費とは?外部から購入し取り付ける部品の原価。 直接材料費になります。
補助材料費とは?製造を補助する材料の原価。 間接材料費になります。
工場消耗品費とは?消耗する工具や事務用品の原価。 間接材料費になります。
消耗工具器具備品費とは?耐用年数が短く少額の工具の原価。 間接材料費になります。
先入先出法とは?先に受け入れた材料から先に払い出したとみなす方法。 期末に新しい単価が残ります。
平均法とは?受入のたびに平均単価を計算する方法。 移動平均法と総平均法があります。
移動平均法とは?受け入れのつど平均単価を計算し直す方法。 払出のたびに単価が決まります。
総平均法とは?一定期間の総額を総数量で割って単価を出す方法。 期末にまとめて計算します。
材料副費とは?材料の購入に付随して発生する費用。 購入代価に加えて取得原価とします。
材料消費価格差異とは?予定価格と実際価格の差から生じる差異。 借方差異は不利差異です。
棚卸減耗費とは?帳簿数量と実地数量の差で生じる損失。 正常なものは製造間接費に含めます。
直接工とは?製品の製造に直接従事する作業者。 直接作業時間は直接労務費になります。
間接工とは?製造を間接的に支える作業者。 賃金はすべて間接労務費です。
直接作業時間とは?製品の加工に直接かかった時間。 直接労務費と配賦基準の両方に使います。
間接作業時間とは?直接作業以外に費やした時間。 間接労務費になります。
賃率とは?1時間あたりの賃金額。 予定賃率を使うと計算が早くなります。
作業時間差異とは?標準時間と実際時間の差から生じる差異。 標準原価計算で使います。
予定配賦率とは?年間の製造間接費予算を基準操業度で割った率。 期首に決めます。
製造間接費配賦差異とは?実際発生額と予定配賦額の差。 予算差異と操業度差異に分けます。
変動予算とは?操業度に応じて予算額が変わる予算。 予算差異の分析に適しています。
仕掛品とは?製造途中にある製品の原価。 資産として次期へ繰り越します。
当期総製造費用とは?当期に投入した製造原価の合計。 材料費・労務費・経費の合計です。
売上原価とは?販売した製品に対応する原価。 期首製品+当期製品製造原価−期末製品。
個別原価計算とは?受注ごとに原価を集計する方法。 製造指図書が単位になります。
原価計算表とは?指図書ごとの原価を集計する表。 仕掛品勘定の内訳になります。
製造部門とは?直接製品の加工を行う部門。 最終的に製品へ配賦されます。
部門共通費とは?複数部門に共通して発生する原価。 適切な基準で各部門へ配賦します。
相互配賦法とは?補助部門間のやり取りを考慮して配る方法。 簡便法と連立方程式法があります。
総合原価計算とは?同種製品を大量生産する場合に期間で原価を集計する方法。 完成品と仕掛品に按分します。
加工進捗度とは?仕掛品の加工がどこまで進んだかの割合。 材料の投入時点で扱いが変わります。
始点投入とは?材料を工程の最初にすべて投入すること。 材料費は進捗度に関係なく全量負担します。
単純総合原価計算とは?単一製品を単一工程で作る場合の総合原価計算。 最も基本的な形です。
前工程費とは?前の工程から振り替えられた原価。 次工程では始点投入の材料費と同様に扱います。
組別総合原価計算とは?複数種類の製品を組ごとに区別して計算する方法。 組直接費は賦課、組間接費は配賦します。
等価係数とは?等級製品の原価負担の比率。 重量や容積などから決めます。
副産物とは?主産物に付随して生じる価値の低い製品。 評価額を主産物の原価から控除します。
仕損とは?製造に失敗して規格に満たない製品が生じること。 正常か異常かで処理が変わります。
仕損費とは?仕損によって生じた損失額。 正常なものは製品原価に算入します。
度外視法とは?正常仕損費を計算上無視して良品に負担させる方法。 簡便で試験でよく使われます。
標準原価計算とは?あらかじめ定めた標準原価で計算し差異を分析する方法。 原価管理が目的です。
原価標準とは?製品1単位あたりの標準原価。 標準原価カードに記載します。
直接材料費差異とは?標準材料費と実際材料費の差。 価格差異と数量差異に分けます。
数量差異とは?標準消費量と実際消費量の差から生じる差異。 製造現場の巧拙を示します。
製造間接費差異とは?標準配賦額と実際発生額の差。 三分法では予算・能率・操業度に分けます。
シュラッター図とは?製造間接費差異を図で分解する方法。 三分法の理解に使います。
不利差異とは?実際が標準を超えた差異。 借方差異です。
パーシャルプランとは?仕掛品勘定を実際原価で借記する記帳法。 差異は仕掛品勘定で把握します。
直接原価計算とは?変動費だけを製品原価とする計算方法。 固定費は期間費用として処理します。
固定費とは?操業度にかかわらず一定額発生する原価。 減価償却費や賃借料が典型です。
高低点法とは?最高と最低の操業度から変動費率を求める方法。 簡便な原価分解の手法です。
変動費率とは?売上高に対する変動費の割合。 限界利益率と足すと1になります。
損益分岐点比率とは?実際売上高に対する損益分岐点の割合。 低いほど安全です。
目標利益達成売上高とは?目標利益を得るために必要な売上高。 固定費に目標利益を加えて計算します。
材料勘定とは?材料の受入と払出を記録する勘定。 借方に購入、貸方に消費を記入します。
支払経費とは?支払額をそのまま当月の消費額とする経費。 外注加工賃が典型です。
発生経費とは?実際に発生した額で計上する経費。 棚卸減耗費が該当します。
仕掛品勘定とは?製造中の原価を集計する勘定。 直接費と配賦された間接費が集まります。
勘定連絡図とは?費目別・部門別・製品別の流れを示す図。 どの勘定からどこへ振り替わるかを確認します。
製品別計算とは?部門別の原価を製品へ割り当てる第3段階。 個別か総合かを選びます。
部門費配賦表とは?部門ごとの原価集計と配賦を示す表。 第1次と第2次の集計を1枚で示します。
予定配賦の利点とは?計算の迅速化と季節変動の平準化。 原価管理にも役立ちます。
代品指図書とは?仕損の代わりを作るために発行する指図書。 旧指図書の原価を仕損費とします。
月末未完成指図書とは?月末時点で完成していない指図書。 その集計額が月末仕掛品になります。
先入先出法による総合原価計算とは?期首仕掛品から先に完成したとみなす方法。 当月分の能率を把握しやすいです。
正常仕損とは?通常の製造でも避けられない仕損。 良品の原価に含めます。
定点発生とは?特定の地点で仕損が発生すること。 発生点と期末仕掛品の進捗度を比べます。
標準消費量とは?製品1単位に必要とされる標準的な数量。 科学的な調査で定めます。
標準賃率とは?1時間あたりの標準的な賃金額。 作業区分ごとに定めることもあります。
四分法とは?製造間接費差異を4つに分ける方法。 変動費能率差異と固定費能率差異を分けます。
管理可能差異とは?現場の努力で改善できる差異。 予算差異と能率差異の合計です。
原価低減とは?原価そのものを下げる活動。 原価管理とは目的が異なります。
原価企画とは?企画・設計段階で目標原価を作り込む活動。 製造段階より効果が大きいとされます。
成行原価とは?現状のまま作った場合に見込まれる原価。 許容原価との差が改善目標になります。
個別固定費とは?特定の製品や部門にだけ帰属する固定費。 その活動をやめれば消えます。
差額原価とは?代替案の間で金額が異なる原価。 意思決定に関係する原価です。
関連原価とは?意思決定に影響する原価。 差額原価と機会原価を含みます。
自製か購入かとは?部品を自社で作るか外から買うかの判断。 差額原価で比べます。
最適セールスミックスとは?制約条件のもとで利益を最大にする製品構成。 制約1単位あたりの限界利益で判断します。
正味現在価値法とは?将来の収支を現在価値に割り引いて評価する方法。 プラスなら投資する判断です。
本社工場会計とは?本社と工場で帳簿を分ける会計。 内部取引を照合勘定で結びます。
内部利益とは?本社工場間の振替に付ける利益。 外部報告では消去します。
標準原価差異の把握時点とは?差異をどの段階で認識するか。 購入時か消費時かで価格差異の額が変わります。
歩留とは?投入量に対する良品の産出割合。 低いと材料費が膨らみます。
労働歩留差異とは?作業能率のうち歩留に起因する部分。 労務費差異の細分化です。
期待実際操業度とは?次期に予想される操業水準。 短期の予算に使われます。
原価計算基準とは?日本の原価計算の実務指針。 1962年に大蔵省企業会計審議会が公表しました。
実際原価計算とは?実際に発生した原価で計算する方法。 財務諸表の作成に使えます。
原価計算の目的とは?財務諸表作成・価格決定・原価管理・予算編成・意思決定。 5つを区別して覚えます。

よくある質問

無料プランでもデッキ全体を取り込めますか?

はい。保存済みのデッキを取り込む処理では新しいAI生成を実行せず、AI利用枠も消費しないため、無料プランで全カードを取り込めます。取り込み後も学習、編集、削除ができます。

同じデッキをもう一度取り込むと重複しますか?

重複しません。すでにある同一カードはスキップされ、改訂で増えたカードだけが追加されます。削除後の再取り込みを含め、同じ公式デッキの取り込みは生涯3回までです。

Web版とスマートフォンアプリの両方で使えますか?

はい。デッキはアカウントに追加されるため、Web版、iOSアプリ、Androidアプリで同じ学習内容と進捗を利用できます。

取り込んだカードを自分向けに直せますか?

はい。取り込み後は自分のカードとして、表裏の編集、不要カードの削除、タグ整理、別デッキへの移動を自由に行えます。

どんな内訳ですか?

原価要素61枚、部門別・個別原価計算34枚、総合原価計算・標準原価計算71枚、直接原価計算・意思決定34枚の計200枚です。用語1つにつき1枚なので、同じ用語が二度出てくることはありません。

計算問題は入っていますか?

数値を当てはめて解く問題は入れていません。工業簿記で差がつくのは、公式そのものではなく「どの公式をどの場面で使うか」だからです。各カードは判断基準と、それが効く具体的な場面までを説明しています。手を動かす計算演習は問題集で、判断の抜けはこのデッキで埋めるのが最短です。

商業簿記も入っていますか?

入っていません。工業簿記だけに絞ることで、原価の流れを最初から最後まで一続きで回せるようにしています。商業簿記は仕訳の型が中心で、必要な覚え方が別物です。

このデッキだけで試験対策は完結しますか?

用語と判断基準の抜けは、このデッキが引き受けます。取り込んで毎日開けば、まだ説明できない用語だけが出題されるので、そこに割いていた時間がそのまま空きます。空いた時間は総合問題の計算演習に回してください。出題区分は改定されるため、最新の出題区分表もあわせて確認してください。

編集方針と出典

Memly運営が下記の一次資料で範囲と用語を確認し、カード本文は独自に作成・校正しています。

日商簿記2級 工業簿記の重要用語200|無料の暗記カード

無料プランのまま全カードを追加できます。取り込み時にAI生成を実行しないので、AI利用枠も減りません。追加にはMemlyのアカウントが必要です。

← デッキ一覧へ

編集基準日 2026-08-17。日本商工会議所および各地商工会議所による承認・推奨を受けた教材ではありません。解説はすべて Memly の独自執筆で、試験問題や市販問題集の数値の転載はありません。商業簿記の論点は含みません。