往復30分の通勤や通学で画面を見られないと、毎日その時間はカード復習に使えないまま失われます。1週間では2時間30分になり、机に座れる時間だけへ学習を限定するほど、復習の選択肢が少なくなります。
Memly 2.0の音声学習は、Web版・iOS版・Android版のすべてで利用できます。カードの文章を読む「カード読み上げ」、カードを順番に聞く「音声デッキ」、カードを自動で送りながら読む「音声付き速習」、カードから音声番組を作る「Review Radio」を利用できます。移動中や家事中にも教材に触れ、その後に答えを自力で思い出す練習へ戻りやすくします。
Review Radioを学習方法の選択画面から始められます
Review Radioは、選んだ学習内容から1本の音声番組を作って聞く機能です。V2.0.0ではホーム画面の案内から探すのではなく、学習方法を選ぶ画面の「聞く」から開始できます。選んだ長さに近い音声番組を作り、作成中、完成、失敗の状態を画面で確認できます。

- 音声番組が完成すると通知で確認できます。
- スマートフォン版では、再生前に音声を端末へ保存(ダウンロード)できます。
- 音声の区切りが切り替わるときも、再生が途切れにくくなりました。
- 端末へ保存した音声番組は、通信なし(オフライン)で再生できます。
- スマートフォン版では、別のアプリを開いたり画面を閉じたりしても再生できます。
「通信なしですべて作れる」という意味ではありません。音声番組の作成と、初めて端末へ保存するときには通信が必要です。通信なしで再生できるのは、端末へ保存済みのReview Radioです。
Q&A(一問一答)の学習中にカードを読み上げられます
Q&A学習では、今見ているカードの文章をその場で読み上げられます。質問を見ているときは質問、答えを表示した後は答えを読み上げます。Web版とスマートフォン版の両方で利用でき、読み方を確認したい語学カードや、長い説明を耳でも確かめたい場面に使えます。
一度作った音声は再利用し、同じカードを読むたびに作り直しません。カードを編集した場合は、古い文章を読み上げないように音声も更新します。音声は「おまかせ」「女性」「男性」から選べます。
カードのまとまり全体を音声にできます
カードごとの読み上げに加えて、カードのまとまり(デッキ)自体を音声デッキとして設定できます。デッキを作るとき、または作った後に設定すると、画面を開いたまま待たなくても、カードの質問と答えを読む音声を準備します。
| 音声機能 | 進み方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| カード読み上げ | 表示中の質問または答えを読みます | 発音や長い説明をその場で確認します |
| 音声デッキのQ&A | 今見ている質問または答えを自動で再生します | 画面と音声を合わせて答えを思い出す練習をします |
| 音声付き速習 | 質問、考える時間、答え、次のカードの順に進みます | デッキ全体を一定の流れで確認します |
| Review Radio | 選んだ内容を音声番組で聞きます | 移動中や家事中の補助復習に使います |

音声付き速習では、質問を聞き、少し考える時間を置き、答えを聞いてから次へ進みます。スマートフォン版では、別のアプリを開いたり画面を閉じたりしても再生できます。再生速度を変えても、速度ごとに音声を作り直す必要はありません。
聞く学習と、答えを思い出す練習を組み合わせます
音声を聞くだけの時間は、カードの答えを自力で出すQ&Aとは役割が異なります。聞く学習は、新しいカードを初めて知るとき、全体をもう一度確かめるとき、学習を再開するきっかけとして使えます。試験や仕事で答えを思い出せるように、音声を聞いた後は、画面を見たり声に出したりして答える時間も組み合わせます。
RoedigerとKarpicke(2006)の研究では、教材を読み直すだけの場合よりも、答えを思い出す練習のほうが、1週間後に覚えていた割合で高い結果を示しました。Review Radioを聞いた翌日に同じデッキをQ&Aで解くなど、まず耳で内容を確認し、その後に自力で答えることが大切です。
目的別の使い分け
- 移動中はReview Radioを聞き、机ではQ&Aで答えを思い出します。
- 語学カードは読み上げで発音を確認し、カードの表現を口に出します。
- 試験直前は音声付き速習で全体を確認し、弱いカードだけ答えを自力で思い出す学習へ戻します。
Q&A、4択、○×、速習の違いは「Memly 2.0の学習方法」で紹介しています。今どれくらい思い出せそうかを表す「想起率」から、忘れかけたカードを選ぶ方法は「Memly 2.0の復習」をご覧ください。
V2.0.0全体の変更は「Memly 2.0リリース概要」にまとめています。AI(人工知能)による暗記支援の基本は「AIによる暗記支援」で解説しています。
次の移動時間へ一つだけ準備します
多くの人は音声機能を知っても、聞く教材を用意しないまま次の移動時間を迎えます。明日も何も聞かずに30分を過ごすか、デッキを一つ選んで音声学習を準備するかを決められます。まず次に復習するデッキを一つだけ開き、カード読み上げかReview Radioのどちらかを選んでください。先に聞く準備をしておけば、画面を見られない時間にも復習できます。
