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Memly 2.0の学習方法:一問一答・4択・○×・カードを流して見る「速習」

一問一答、4択、○×に加えて、表と裏を続けて見る採点なしの速習を選べます。自力で答えを思い出す学習との違い、学習中のカード編集、間違えたカードが同じ学習中にもう一度出る理由を紹介します。

橘 恒一
橘 恒一
Memly CMO公開:最終更新:
Memly 2.0の学習方法:一問一答・4択・○×・カードを流して見る「速習」

復習できる時間が15分しかない日に、200枚のカードのまとまり(デッキ)をいつもの方法で始めると、全体を確認できないまま時間を失います。反対に、試験前までカードを眺めるだけで済ませると、答えを自力で思い出す練習の機会を失います。

Memly 2.0の学習方法は、Web版・iOS版・Android版のすべてで利用できます。Q&A(一問一答)、4択、○×、カードの表と裏を続けて見る採点なしの速習を、新しいカードの確認、自力で答えを思い出す練習、試験直前の見直しなど、目的ごとに使い分けられます。

Memly 2.0の4つの学習方法

学習方法主な役割向いている場面
Q&A(一問一答)問いから答えを自力で思い出します答えを自力で思い出す練習と、理解の確認に向いています
4択選択肢から答えを見分けます似た知識の区別や、学習を始めるときの難しさの調整に向いています
○×短い判断を繰り返します定義や正誤の確認をテンポよく進める場面に向いています
速習表と裏を同時に見て全体を流します新しいカードを初めて見るとき、学習の再開前、試験直前の確認に向いています
Q&A、4択、○×、速習、聞くを選択できるMemly 2.0の学習モード画面

同じカードでも、学習方法によって考え方は異なります。4択や○×は始めやすい一方で、選択肢が答えの手掛かりになります。何も見ずに答えを作るQ&Aは難しい分、試験本番に近い形で答えを思い出す練習ができます。

速習は採点なしでカード全体を確認します

速習では、カードの表と裏を同時に表示し、文字量に合わせた速度で自動送りします。速度は「ゆっくり」「ふつう」「はやい」から選び、一時停止や前後移動もできます。Web版とスマートフォン版の両方で利用でき、複数のデッキや、今どれくらい思い出せそうかをもとに忘れかけたカードを選ぶ機能と組み合わせられます。

  • 採点を行いません。
  • 各カードの復習日を決める仕組み「FSRS」の予定を変更しません。
  • 通常の学習結果として記録しません。
  • 完了後にQ&A学習へ移動できます。

速習だけで覚えられると保証する機能ではありません。RoedigerとKarpicke(2006)の研究では、1週間後に覚えていた割合は、教材を読み直すだけの場合が約42%だったのに対し、自力で答えを思い出す練習をした場合は約56%でした。速習は読み直しに近い確認として使い、その前後にQ&Aなど、答えを自力で思い出す練習を組み合わせることが大切です。

速習が役立つ4つの場面

  1. 作ったばかりのカードを初めて見るときに使います。
  2. 長く放置したデッキを通常学習へ戻す前に使います。
  3. 試験直前に範囲全体を短時間で見渡すときに使います。
  4. 疲れていて採点を続けにくい日の補助学習に使います。

学習画面を離れずにカードを編集できます

復習中に誤字や曖昧な答えを見つけても、デッキへ戻って編集すると学習の流れが切れます。Memly 2.0では、Q&A、4択、○×の学習画面からカードを編集し、直した内容を今の学習にもすぐ反映できます。

Web版では小さな編集画面または画面横の編集欄を使い、スマートフォン版ではキーボード上の編集ボタンから文字の見た目を変えられます。文章を変えずに保存した場合は、AI(人工知能)が作った補足説明を残します。学習中に見つけた直すべき点を、その場で次の復習へ反映できます。

同じカードが再登場する理由を表示します

新しいカードで「難しい(Hard)」や「正解(Good)」を選んだ後、同じカードが今の学習中にもう一度出る場合があります。これは前の回答が不正解として扱われたからではなく、FSRSが短い間隔でもう一度復習する日程を決めたためです。

V2.0.0では、何回目の表示か、前回の答えが正解として記録されたかを画面に表示します。「正解したのに戻された」と感じる混乱を減らし、短い間隔でもう一度答えを思い出す理由を確認できます。

効果音や画面の動きは自分で調整できます

カードをめくる音、正解・もう一度学ぶ・完了の効果音、スマートフォンの振動、連続正解時の画面効果も利用できます。学習の区切りを分かりやすくする一方で、効果音は設定からオフにできます。端末で「動きを減らす」をオンにしている場合は、画面の動きを抑えます。

視覚ではなく耳で進めたい場合は、カード読み上げや音声付き速習も選べます。詳しくは「Memly 2.0の音声学習」をご覧ください。

目的から学習方法を選びます

今の状態最初の選択次の行動
初めて見るカードが多いです速習全体を確認した後、Q&Aへ進みます
試験形式で思い出したいですQ&A答えた後に評価し、復習予定へ反映します
似た用語を区別したいです4択選択理由まで言葉にして確認します
時間が短く、弱点を見たいです忘れかけたカードの絞り込みとQ&A弱いカードから優先して答えます
カードの編集、AIによる詳しい説明、覚え具合の評価を一つの画面で行うMemly 2.0の学習画面

忘れかけたカードの選び方は「Memly 2.0の復習」で解説しています。V2.0.0全体の変更は「Memly 2.0リリース概要」をご覧ください。

答えを自力で思い出す練習と、時間をあけて復習する方法の基本は「AIによる暗記支援」にまとめています。

今日の15分に合う一つを選びます

多くの人は学習方法を選ぶ画面で迷い、結局いつもの方法だけを使います。すべてを一度に試す必要はありません。今日も同じ方法で始めるか、今の目的に合う一つを選ぶかを決められます。初めて見るカードなら速習、答えを思い出す練習ならQ&Aという二択だけで始めてください。まず今日の目的を一つ決め、それに合う学習方法を選びます。

橘 恒一
橘 恒一
Memly CMO

Memly CMO。認知科学とAIを活用した学習体験の設計・マーケティングを統括。「科学的に正しい学び方を、すべての人に届ける」をミッションに、記憶定着の研究知見をプロダクトとコンテンツに反映しています。

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