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暗記アプリおすすめ7選【2026】AIで問題を作れるアプリも目的別に比較

暗記アプリのおすすめを、カード型・赤シート型・過去問型・AI作成型の4タイプで比較。無料でできること、写真や PDF から問題を作れるか、復習の自動化、対応端末を2026年10月時点の表で整理し、資格・国試・英単語・定期テストの目的別に選び方を紹介します。

橘 恒一
橘 恒一
Memly CMO公開:最終更新:
暗記アプリおすすめ7選【2026】AIで問題を作れるアプリも目的別に比較

この記事は Memly の運営チームが書いています。比較には Memly も含みます。料金と機能は2026年10月4日に各社の公式ページで確認しました。

おすすめの暗記アプリは、何を覚えるかで決まります。暗記アプリは、カードを作って覚えるカード型、教科書の文字を隠して覚える赤シート型、試験の過去問を解く過去問型、写真やPDFからAIが問題を作るAI作成型の4タイプに分かれます。自分のプリントやPDFを問題にして試験日まで回すならAI作成型のMemlyかすごい暗記帳、無料で細かく作り込むならAnki、人が作ったセットで覚えるならQuizlet、問題集を友だちと共有するなら暗記メーカー、教科書の赤字を隠すならカクセル、看護師国試の過去問なら看護roo!国試が候補です。7つとも無料で始められ、最初から支払いが要るのはiPhone・iPad版のAnki(AnkiMobile、¥4,000の買い切り)だけです。

自分の教材で、Memlyを無料で試す(クレジットカードの登録は不要です)

結論:目的別に1つずつ

迷ったら、何を覚えるかで1つに絞ります。表の「理由」は、このあとの比較表と目的別の節で確かめた内容です。

覚えたいものまず試すアプリ理由
資格試験のテキストと過去問の誤答Memly写真・PDFから問題を作り、試験日から今日やる枚数を出す
医療系の国家試験過去問型(看護師なら看護roo!国試)とAI作成型の併用過去問は専用アプリで解き、授業プリントはカードにする
英単語QuizletかAnki公開セットや共有デッキがあり、作らずに始められる
論文や長い講義資料MemlyPDFのページ範囲を指定して、1回分ずつ問題にできる
定期テスト(中学・高校)カクセルか暗記メーカー教科書の赤字を隠す、問題集を友だちと共有する
無料で細かく作り込みたいAnkiPCとAndroidは無料で、FSRSも内蔵している

Memlyは、人が作った大量の共有デッキから選んで覚えたい人、穴埋めや画像の一部を隠すカードを作り込みたい人、通信のない場所で学習したい人には向きません。その場合はAnkiかQuizletの方が合います。

暗記アプリの4タイプ

「暗記アプリ」と一口に言っても、中でしていることは4通りあります。分かれ目は2つで、問題を誰が作るかと、いつ解き直すかを誰が決めるかです。AI暗記アプリも数多く登場していますが、搭載アルゴリズムの世代や対応素材、料金体系はアプリごとに大きく異なります。「AI」と名前についていても、中で動いている仕組みは同じではありません。

カード型:自分で作るか、人が作ったセットを使う

カード型は、表に問い、裏に答えを書いたカードをめくって覚えるアプリです。Anki・Quizlet・暗記メーカーがこのタイプで、どんな教材にも使えますが、カードを作る手間は自分が持ちます。Quizletの公開セットやAnkiの共有デッキのように人が作ったものを使えば手間は省けますが、範囲が自分の授業と一致するとは限りません。

赤シート型:教科書やプリントの文字を隠す

赤シート型は、教科書やプリントの写真やPDFを取り込み、赤字や指定した部分を隠して読み直すアプリです。紙の赤シートと同じ使い方なので、作る手間はほとんどかかりません。一方で、カクセルの説明文にあるのは「未暗記のものだけ繰り返す」「苦手なものだけ」という絞り込みで、次に見直す日を自動で決める記載はありません(2026年10月4日に確認)。

過去問型:試験の過去問を解く

過去問型は、特定の試験の過去問と解説を収録したアプリです。看護師国家試験の看護roo!国試には、過去問が約5,000問(20年分)収録されています(App Storeの説明文、2026年10月4日に確認)。出題の形に慣れるのに向きますが、自分の授業プリントやノートの内容は入れられません。

AI作成型:写真やPDFから問題を作る

AI作成型は、写真・PDF・音声などを読み込ませると、AIが問いと答えを作るアプリです。Memlyとすごい暗記帳がこのタイプで、暗記メーカーにも画像やファイルを問題に変換する機能があります。写真から問題を作れること自体は、もう特定のアプリだけの機能ではありません。差が出るのは、作った問題をいつ解き直すかまで決めてくれるか、PCでも使えるか、無料でどこまで作れるかです。

AIが作った問題には誤りが入ることがあります。暗記メーカーもすごい暗記帳も、問題集への追加や学習の前に内容を確認するよう注意書きをしており、Memlyでも保存前に1枚ずつ削除や見直しをします。

Memlyのカード作成で教材の種類を選ぶ画面。画像、テキスト、文書、YouTube、ウェブサイト、オーディオから選べ、文書ではPDF・Word・スライドを選んでいる

画面は説明用のデモアカウントです。教材は Memly が用意した自作のプリントで、カードは2026年9月に Memly が実際に生成したものです。進み具合は説明のために設定した値です。

7アプリの比較表(2026年10月4日に確認)

料金はApp Store(日本)の表示です。期間が説明文から読み取れない項目は、表示された金額だけを書いています。7つともApp Storeの言語表示に日本語があります。有料プランの金額は、すごい暗記帳、暗記メーカー、カクセル、Quizlet、AnkiMobile、Memlyの各App Storeページに載っているアプリ内課金の一覧から取りました。

料金と無料でできること

アプリ(タイプ)無料でできること有料(App Storeの表示)
Memly(AI作成)期限なしの無料プラン。手入力、CSVの取り込み、公開デッキ、一問一答の復習、試験日モード。AIでの作成は初回のAI利用枠があり、毎月の補充はありません。無料プランで試すPlus ¥600、Pro ¥1,300(月額)、年額 ¥6,000・¥11,000。Webでは Plus 月500円(年4,800円)、Pro 月1,000円(年9,600円)
すごい暗記帳(AI作成)無料で入手。文字入力など一部の機能はPlusが必要(説明文)。無料でAI作成できる回数は公式に記載なしPlus 1ヶ月 ¥1,400、1年 ¥7,200 ほか
暗記メーカー(カード型)問題集ごとに100問まで作成(公式FAQ)。広告あり1ヶ月 ¥690、1年 ¥4,980、無期限 ¥19,800 ほか
Anki(カード型)PC版(Windows・Mac・Linux)、AndroidのAnkiDroid、同期のAnkiWebが無料iPhone・iPad版のAnkiMobileが ¥4,000(買い切り)
Quizlet(カード型)単語カードの作成と、5億件以上の公開セットでの学習(説明文)。広告ありQuizlet Plus ¥900・¥4,000(説明文に月額と年額がある)
カクセル(赤シート型)写真・PDF・単語帳を赤シートで隠して覚える。追加できる数に制限があり、解除は有料。広告ありベーシックプラン ¥740 ほか
看護roo!国試(過去問型)看護師国試の過去問 約5,000問(20年分)と解説、模試(説明文)アプリ内課金の表示なし

問題の作り方・復習の予定・端末

アプリ写真・PDFから問題を作る復習の予定端末
MemlyAIで作る。写真(1回20枚まで)、PDF(ページ範囲を指定)、Word、PowerPoint、YouTube、Webページ、音声、録音FSRSで次の復習日を決める。試験日を入れると今日やる枚数を出すiPhone・iPad・Android・Web(PC)
すごい暗記帳AIで作る。写真、PDF、音声、Webページ、YouTube「忘却曲線を考慮した今日の学習」(方式は非公開)iPhone・iPad・Android
暗記メーカーAIで変換する。カメラ、画像、ファイル苦手な問題に絞った出題、シャッフル(復習日を自動で決める記載は見当たらず)iPhone・iPad・Android・PC(ブラウザ版で問題作成)
Anki本体にAIでの作成はない(画像はカードに貼れる)既定はSM-2。23.10以降はFSRSを内蔵し、自分の復習履歴から最適化もできるWindows・Mac・Linux・Android・iPhone・iPad
Quizlet公式ページで確認できず「間隔を開けた繰り返し」の学習モード(方式は非公開)iPhone・iPad・Android・Web
カクセル写真やPDFの赤字・青字を隠す(AIで問題は作らない)未暗記や苦手なものだけを繰り返す(日付の自動計算の記載なし)iPhone・iPad・Android
看護roo!国試自分の教材は入れない(過去問を解く)単元別・年度別・苦手な領域などを選んで出題iPhone・iPad・Android

2つの表を並べると、「写真やPDFから作れるか」よりも「次にいつ解き直すかを誰が決めるか」の列で差が開いています。作るところまでは3つのアプリができても、試験日まで回す仕組みを持つものは限られます。

Memly:自分の教材から問題を作り、試験日まで回す

Memlyは、写真(1回20枚まで)、PDF(ページ範囲を指定)、Word、PowerPoint、YouTube(字幕のある動画)、Webページ、音声ファイル、アプリ内の録音(60分まで)から問いと答えを作るAI作成型の暗記アプリです。復習タイミングの決定には、2025年に開発された第4世代アルゴリズムFSRS6.0を採用しています。重みは全員共通の値で、AnkiのOptimizeのように自分の復習履歴から最適化する機能はありません。デッキに試験日を入れると、試験までの日数と今日やる枚数が出ます。FSRS6.0の技術的な詳細はMemly×FSRS6.0:次世代の学習体験を実現する最先端アルゴリズムで解説しています。

日本語に完全対応(日本語最適化)しているため、漢字の読み仮名や専門用語の分割精度が高く、日本語教材からのカード生成において他アプリより優れた精度を発揮します。料金は、無料プラン(期限なし)、Plus(Webは月500円・年4,800円、アプリ内は月¥600)、Pro(Webは月1,000円・年9,600円、アプリ内は月¥1,300)です。無料プランには初回のAI利用枠があり、毎月の補充はありません。有料プランでは、月ごとのAI使用量の範囲でカードを作れます。

  • 向いている人:授業プリントや参考書のPDFを毎週カードにしたい人、試験日から逆算して今日の分を決めたい人、PCとスマホの両方で使いたい人
  • 注意点:カードは表と裏の1形式で、穴埋めや画像を隠すカードは作れません。通信のない場所では学習できません(復習ラジオの再生を除く)
  • 2024年リリースのため、共有デッキのコミュニティ規模はAnkiに及ばない

すごい暗記帳:写真・PDF・YouTubeから問題を作る

すごい暗記帳は、ノートや資料の写真からAIが問題を作るAI作成型のアプリで、PDF・音声・Webページ・YouTube動画からも作れます(App Storeの説明文)。作った問題は確認・編集してから学習でき、わからない点を「AI先生」に質問できます。復習は「忘却曲線を考慮した『今日の学習』」で出題され、方式は公開されていません。文字入力など一部の機能はPlus(1ヶ月 ¥1,400 ほか)が必要で、無料でAI作成できる回数は公式に記載がありません。

作る機能はMemlyと近く、違いを探すなら2点です。PCのブラウザで使えるか(すごい暗記帳の公式のWeb版は今回確認できませんでした)と、試験日から逆算する機能があるか(説明文に試験日の記載はありません)です。

暗記メーカー:問題集を作って共有する

暗記メーカーは、一問一答・選択・穴埋め・画像つきなど複数の形式で自分の問題集を作れるアプリです(App Storeの説明文)。PCのブラウザ版で問題を作れ、CSVの取り込みと書き出し、画像やファイルをAIで問題に変換する機能もあります。無料プランは問題集ごとに100問までで(公式FAQ)、有料プランには1ヶ月 ¥690 のほか ¥19,800 の無期限プランがあります。友だちと問題集を共有したい人に向きます。解く側の機能は「苦手な問題に絞った出題」「シャッフル」などで、次に解き直す日を自動で決める記載は見当たりませんでした。

Anki:無料で細かく作り込める定番アプリ

Ankiは2006年から開発が続くオープンソースのフラッシュカードアプリで、暗記アプリの代名詞的存在です。最大の強みは圧倒的なカスタマイズ性。カードテンプレート、表示レイアウト、フィールド構成まで自由に設計でき、アドオン(プラグイン)によって機能を無限に拡張できます。また、世界中のユーザーが作成した共有デッキが膨大に存在し、医学・語学・法律など専門分野のカードセットをすぐに利用できます。カスタマイズ重視なら、Ankiが最も自由度が高いです。ただし設定に時間がかかることを覚悟してください。

PC(Windows・Mac・Linux)とAndroid(AnkiDroid)は完全無料で、iPhone・iPad版のAnkiMobileだけが ¥4,000 の買い切りです。23.10以降はFSRSを内蔵し、自分の復習履歴からパラメータを最適化することもできます(既定はSM-2)。本体にAIでカードを作る機能はありません。入手先や最初の設定はAnkiアプリの記事に、端末ごとの値段と払う前に確かめたいことはAnkiの料金の記事にまとめています。

Quizlet:人が作ったセットで覚える

Quizletは世界で6,000万人以上が利用する大手フラッシュカードサービスです。先生や生徒が作った5億件以上の学習セットから探して使えます(App Storeの説明文)。自分で単語カードを作ることもでき、「間隔を開けた繰り返しの機能とスマート採点を備えた」学習モードがあります。無料版には広告が表示され、広告の非表示やオフラインでの利用はQuizlet Plus(App Storeの表示で ¥900 と ¥4,000)です。写真やPDFから作る機能は、今回の確認では公式ヘルプを読み込めなかったため、表では「確認できず」としています。Ankiとの違いはAnki・Quizlet比較にまとめています。

カクセル:教科書やプリントを赤シートで隠す

カクセルは、写真やPDFの赤字・青字を隠したり、隠す部分を自分で足したりして覚える赤シート型のアプリです。単語帳を作って赤シートや4択で覚えることもできます(App Storeの説明文)。AIで問題を作るアプリではないので、教材の文面がそのまま残ります。単語・写真・PDFの追加には制限があり、解除は有料のベーシックプラン(¥740 ほか)です。

看護roo!国試:看護師国家試験の過去問を解く

看護roo!国試は、看護師国家試験の過去問約5,000問(20年分)を、全選択肢の解説つきで解ける過去問型のアプリです(App Storeの説明文)。単元別・年度別・苦手な領域などで出題を選べ、App Storeにアプリ内課金の表示はありません(2026年10月4日に確認)。看護師国試以外の試験では、過去問型は試験ごとに別のアプリになります。過去問アプリでは自分の授業プリントは解けないので、医療系の国試では次の節のように併用します。

このほか、英語圏ではBrainscapeとRemNoteもよく比べられます。Brainscapeは、各カードへの「信頼度」を5段階で評価し、その評価に基づいて復習頻度を調整するCBR(Confidence-Based Repetition)を採用していて、教育機関や企業の研修プログラムでの導入実績もあります。有料のProは年払いで月7.99ドルです。RemNoteはノートとフラッシュカードを一体化したアプリで、有料のProは月8ドルからです(Brainscape Pricing、RemNote Pricing、2026年10月4日に確認)。どちらも日本語のコンテンツやコミュニティは英語圏に比べて少ないため、この記事の7つには入れていません。

目的別の選び方

同じ「暗記」でも、資格試験と英単語では、入れる教材も試験までの期間も違います。目的ごとに、どのタイプから試すかを書きます。

資格試験(宅建・簿記・ITパスポートなど)

資格試験で覚えるものは、テキストの太字と、過去問で間違えた論点に集まります。問題集アプリで解くだけだと、間違えた論点がテキストのどこにあるかは手元に残りません。間違えた問題とテキストの該当ページを撮ってカードにし、試験日から逆算して回すなら、AI作成型が合います。

資格試験の勉強で最も多い失敗パターンは、「テキストを何周も読む」「ノートをきれいにまとめる」という受動的な学習です。認知科学の研究では、これらの方法の記憶定着率はわずか10〜20%にすぎないことが明らかになっています。同じ時間を使っても、暗記法が違うだけで合否が分かれるのです。

失敗パターンなぜ非効率か時間の無駄
テキストの繰り返し読み受動的処理で記憶に残らない学習時間の約60%が無駄
ノートのまとめ直し作業に時間を取られ復習が不足カード作成に平均40時間以上
直前の詰め込み短期記憶のみで試験中に消える1週間後に80%忘却
復習タイミングが自己判断忘却曲線を無視した非効率な反復必要な復習回数が2〜3倍に

もし上記のどれかに当てはまるなら、今この瞬間も貴重な学習時間を失い続けていることになります。合格が半年延びれば、受験料と教材費、そして半年分の時間が消えます。

2026年現在、AIによる暗記支援は資格試験対策の常識になりつつあります。AIは各暗記項目の忘却確率をリアルタイムで計算し、「忘れかけた最適なタイミング」で復習を提示します。これにより、同じ学習時間で記憶定着率が74%向上します。手動では不可能だった数千項目の復習管理が、完全に自動化されるのです。テキストやPDFをアップロードするだけで、AIが重要ポイントを抽出し、Q&A形式のフラッシュカードを自動生成します。カード作成に費やしていた数十時間が、数分に短縮されます。苦手なカードは短い間隔で繰り返し出題され、得意なカードは間隔が広がります。これにより、限られた学習時間を最も効果的な部分に集中投下できます。

Memlyはデッキに試験日を入れると、試験までの日数、今日やる枚数とおよその時間、予定に対して「順調」「遅れ気味」「間に合わない」のどれかを表示します。試験の2週間前からは、目標の定着率を段階的に95%へ上げます。科目ごとに覚える深さを変えたいときは、デッキごとに学習強度(ゆるめ・標準・しっかり・徹底)を選べます。表示される予定は条件つきの予測で、合格を保証するものではありません。

Memlyの試験日モードの画面。生理学(卒試)1月14日まで110日、順調、毎日2枚で1月11日までに全部を一巡、今日18枚・約6分、進み具合27枚(覚えた9・学習中5・未着手13)

宅建の数字や法令の覚え方は宅建の暗記カードと語呂合わせ、条文の覚え方は条文を要件と効果に分けて覚える方法で扱っています。

司法試験・公務員試験(科目が多い試験)

司法試験は、憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法の7科目にわたる膨大な知識が求められます。条文の正確な暗記、判例の要旨、学説の整理など、暗記すべき項目は数万単位に及びます。

科目推奨カード数推奨保持率重点暗記項目
憲法約2,000枚95%条文・判例・人権パターン
民法約5,000枚90%条文・要件効果・判例
刑法約3,000枚90%構成要件・学説対立
商法約2,500枚85%会社法条文・手続き
訴訟法約3,000枚90%手続きの流れ・要件
行政法約1,500枚85%行政手続・行政事件訴訟

司法試験のような多科目の試験でAIによる暗記支援が効くのは、科目ごとに異なる保持率を設定できるからです。配点の高い憲法は95%、相対的に比重の低い商法は85%というように、戦略的な学習が可能になります。Memlyでは、デッキごとの学習強度で目標の定着率を80%・90%・93%・95%の4段階から選びます。

「司法試験の勉強で一番辛かったのは、条文と判例の暗記量の多さです。手動で復習タイミングを管理するのは不可能でした。Memlyを導入してからは、AIが優先順位をつけてくれるので、限られた時間でも効率的に回せるようになりました。2回目の受験で合格できたのは、暗記法を変えたことが大きかったと思います。」

31歳 法科大学院修了 / 司法試験合格

公務員試験は教養科目と専門科目を合わせると20科目以上に及ぶことがあり、広く浅い知識が求められます。科目数が多いからこそ、AIによる効率的な暗記管理が力を発揮します。

区分主要科目推奨カード数(合計)学習期間の目安
国家一般職行政学・憲法・経済学など約8,000枚8〜10ヶ月
地方上級法律・経済・行政系約7,000枚8〜10ヶ月
国家総合職専門科目(法律/経済)約12,000枚12〜15ヶ月

表のカード数を学習期間で割ると、国家総合職は1日あたり30枚前後の新規カードになります。この枚数を20科目に散らしたまま自力で回すのは無理があります。全科目の復習タイミングを一元管理できれば、「久しぶりに見たら全部忘れていた」が起きません。同じ公務員系の試験でも、教員採用試験は教職教養や教育法規の暗記に独特の攻略法があります。詳しくは教員採用試験の暗記戦略をどうぞ。

医療系の国家試験(看護・薬剤師・医師)

医療系の国試では、過去問は過去問型の専用アプリで解くのが中心になります。ただ、授業プリントや自作ノートは過去問アプリに入らず、試験の直前まで手つかずになりがちです。そこで、過去問アプリと役割を分けて、授業プリントをAI作成型で一問一答にして併用します。

医師国家試験は約400問が出題され、臨床医学・基礎医学・社会医学の広範な知識が問われます。必修問題は80%以上の正答率が必要で、暗記の正確性が合否を分けます。

分野推奨カード数学習開始時期カバーすべき内容
臨床医学(内科)約4,000枚4年次〜疾患名・症状・治療法
臨床医学(外科)約2,500枚4年次〜術式・適応・合併症
基礎医学約3,000枚2年次〜解剖・生理・薬理
社会医学約1,000枚5年次〜法規・統計・公衆衛生
必修対策約1,500枚6年次〜プライマリケア・救急

医学生の間では、過去問データベースをAIでフラッシュカード化し、FSRS6.0アルゴリズム(忘却曲線をもとに最適な復習タイミングを計算する記憶科学の手法)で復習する学習法が急速に広まっています。特にMemlyは画像付きカードに対応しているため、画像診断や解剖図の暗記にも効果的です。

「医師国家試験の勉強を5年次からMemlyで始めました。QBの過去問をPDFでアップロードして、AIにカードを作ってもらいました。特に薬理学と公衆衛生のような暗記科目で効果を実感しました。必修は96%、一般は82%で合格。カード作成の時間が大幅に減った分、臨床実習に集中できたのも大きかったです。」

25歳 医学部6年 / 医師国家試験合格

下の画面は、自作の講義プリント「生理学 第4回 循環」をMemlyに入れたときの生成結果です。このプリントからは27枚のカードができました。AIが作った問いと答えは誤りを含むことがあるので、教科書と照らして直してから使います。

Memlyでカードの生成が終わった画面。生成が完了しました、27枚。心拍出量、Frank-Starlingの法則、洞房結節についての問いと答えのカードが並んでいる

看護学生の暗記の進め方は看護師国家試験の暗記、解剖生理と薬理は解剖生理・薬理の暗記で書いています。

英単語

市販の単語帳と同じ範囲なら、作らずに始められるカード型が速いです。Quizletの公開セットやAnkiの共有デッキから、使っている単語帳に近いものが見つかることがあります。自分の単語リストを作るなら、暗記メーカーやAnkiにCSVで入れる方法があります。手元の単語帳のページを撮ってカードにしたいときはAI作成型で、Memlyには原文の単語を残して解説を日本語で付ける「語学学習」の設定があります。

語学試験では語彙力が得点に直結します。TOEIC800点以上なら、必要な語彙は約5,000〜8,000語です。量の勝負になる分、復習をいつ回すかがそのまま期間に効きます。

目標スコア必要語彙数従来の学習期間AI暗記支援利用時
TOEIC 600点約3,000語6ヶ月3〜4ヶ月
TOEIC 800点約6,000語12ヶ月6〜8ヶ月
TOEIC 900点以上約8,000語以上18ヶ月以上10〜12ヶ月
英検1級約10,000語24ヶ月以上12〜15ヶ月

Memlyでは、英単語帳のPDFをアップロードするだけで、単語・例文・音声付きのフラッシュカードが自動生成されます。1日15分の学習で、1ヶ月に約300〜500語のペースで語彙を増やせます。TOEICの仕事語彙はTOEIC仕事英語600問という無料デッキにまとまっているので、そこは作らずに取り込むほうが速いです。

「TOEIC対策で3ヶ月間Memlyを使いました。以前は単語帳を何周もしていましたが、覚えたはずの単語が試験本番で出てこないことが多かった。Memlyに切り替えてからは、忘れかけたタイミングで復習が来るので、本番でもスラスラ思い出せるようになりました。スコアは650から820に上がりました。」

28歳 会社員 / TOEIC 820点達成

単語帳を撮ってカードにする手順は英単語をAIで暗記カードにする方法にあります。

論文や長い講義資料

論文や専門書のPDFを丸ごと1回でカードにすると、出てきた問いを確かめきれません。章やページを絞って、1回に読み切れる分ずつ問題にする方が、AIの誤りにも気づけます。MemlyはPDFのページ範囲とPowerPointのスライド範囲を指定して作れます(Wordは範囲を指定できません)。要点を自分で選びたいなら、Ankiで手で作る方法も残ります。

PDFをカードにする方法はPDFを暗記カードにする方法、講義スライドの場合は講義スライドやレジュメを暗記カードにする方法で比べています。

定期テスト(中学・高校)

定期テストの範囲は、教科書とプリントの赤字にほぼ収まります。それなら、写真を撮って赤字を隠す赤シート型(カクセル)が手早く、友だちと問題集を分け合うなら暗記メーカーが向きます。テストの日から逆算して毎日の量を決めたいなら、試験日を入れられるアプリを使います。Memlyの試験日は資格試験だけでなく、小テストや定期テストにも使えます。

試験日から逆算した計画の立て方は試験3ヶ月前からの勉強法、教科書を撮ってカードにする手順は写真から問題を作る方法にまとめています。

暗記アプリの選び方で見る5つの観点

目的が決まっても、候補が2つ残ることはよくあります。ここで見る5点は、どれも使い始めて数週間たってから効いてくるので、入れる前に確かめておきます。

1. 自分の教材をどう入れるか

手入力、CSVの取り込み、写真、PDFのどれで入れるかを先に決めます。AIの真価が発揮されるのがカード自動生成機能です。ただし、対応する入力形式はアプリによって大きく異なります。PDFと写真の両方から作れるアプリなら、授業プリントも参考書も同じ手順で入ります。日本語の教材を使うなら、漢字の読みや専門用語を含む1ページを実際に入れて、出てきた問いと答えを確かめるのが確実です。

2. 復習の予定を誰が決めるか

「いつ復習すべきか」を決定するアルゴリズム(復習間隔を計算する仕組み)は暗記アプリの心臓部です。次にいつ解き直すかを決める仕組みは、方式を公開しているアプリと、していないアプリがあります。アルゴリズムの欄だけでも、1987年のSM-2から2025年のFSRS6.0まで38年ぶんの開きがあります。ただし、古くからあるアプリがSM-2のままとは限らず、Ankiは23.10以降FSRSを内蔵しています。方式の名前が公開されていれば、どういう計算で次の日が決まるかを自分で確かめられます。

世代代表例特徴予測精度
第1世代SM-2(1987年)固定的な間隔計算、個人差を考慮しない低い
第2世代SM-15〜17一部パーソナライズ対応中程度
第3世代FSRS v4-5機械学習ベース、個人の忘却曲線を学習高い
第4世代FSRS6.0個人ごとに最適化されるべき乗関数、21パラメータ最適化回答履歴に応じて個別調整

個人ごとの最適化を実際に使えるかはアプリ次第で、AnkiはOptimizeで自分の復習履歴から21個のパラメータを最適化でき、Memlyは全員共通の値を使います。確認方法は簡単です。アプリの公式サイトや設定画面で、使用しているアルゴリズム名を探してください。明記されていない場合は、古い世代のアルゴリズムを使っている可能性があります。

3. 無料の範囲と、1年で払う額

無料プランの区切り方はアプリごとに違います。暗記メーカーは問題集ごとの問題数、カクセルは追加できる数、MemlyはAIの利用枠で区切っています。AI暗記アプリの料金モデルは主に3種類あり、完全無料、フリーミアム(基本機能は無料、AI生成やプレミアム機能は有料)、サブスクリプション(月額・年額制)に分かれます。一般的なAI暗記アプリの料金は月額500〜2,000円で、月額数百円の差で学習効率が大きく変わることもあります。有料にするなら、月額ではなく1年で比べます。長く使うなら買い切りの方が安いこともあり、AnkiMobileの ¥4,000 は、Memly Plusの年額(Webは4,800円、アプリ内は ¥6,000)より安くなります。月額を月の学習時間で割ると、1時間あたりの負担も見えます。月1,000円で月30時間使うなら、1時間あたり約33円です。

無料のまま続けたい場合は無料の暗記アプリの比較を見てください。

4. 使う端末と同期

暗記学習は「スキマ時間」をどれだけ拾えるかで積み上がります。通勤電車、昼休み、就寝前。どこでも学習できる環境が継続率を大幅に高めます。PCで作ってスマホで解くのか、スマホだけで済ませるのかで候補が変わります。7つのうち、PCで使えるのはMemly・Quizlet・暗記メーカー(ブラウザ)とAnki(PCのアプリ)です。すごい暗記帳・カクセル・看護roo!国試は、今回確認できたのはスマホとタブレットのアプリでした。

5. 毎日開けるか

毎日使うアプリだからこそ、操作性は見逃せません。学習画面のシンプルさ、カード編集のしやすさ、進捗の見やすさなど、実際に触って確かめるのが一番です。毎日開くアプリは、広告と通知でも使い心地が変わります。Google Playの表示では、Quizlet・暗記メーカー・すごい暗記帳・カクセルに「広告が表示されます」とあり、AnkiDroidとMemlyにはありません(2026年10月4日に確認)。復習の時刻に通知が来るかも確かめます。Memlyの通知はスマホアプリにだけ届き、Webには届きません。

5つの質問で選ぶ(暗記アプリ診断)

それでも決めきれないときは、無料の暗記アプリ診断を使ってください。カードの作り方、復習の決め方、共有、オフライン、最優先する条件の5問に答えると、Memly・Anki・Quizlet・紙のカードの4つが順位で並びます。答え方によってはAnkiやQuizletが上に来ます。登録は要りません。

診断でMemlyが上位に来たら、自分の教材を1つ入れて、無料プランで確かめるのが次の一歩です。

この比較の基準と書いている私たち

各アプリの料金と機能は、2026年10月4日にApp Store(日本)、Google Play(日本)、各社の公式サイトとヘルプで確認しました。公式で確かめられなかったこと(Quizletの写真やPDFからの作成、すごい暗記帳と暗記メーカーで無料のままAIを使える回数)は「確認できず」と書いています。★や点数での評価はしていません。料金と機能は変わるため、契約の前に各社の公式ページを確認してください。

Memlyにも弱いところがあります。App Storeの評価はまだ8件で(2026年10月4日)、長く使われてきた実績はこれからです。無料プランのAIは初回の利用枠だけなので、教材を大量にカードにするなら有料プランが要ります。利用者どうしでデッキを公開する場は無く、Memlyが作成した無料の公開デッキを追加する形です。

AnkiはAnkitects Pty Ltdの登録商標です。MemlyはAnkitectsおよびこの記事で紹介する各社と提携していません。

よくある質問

Q. AI暗記アプリは本当に効果がありますか?

はい。忘却曲線に基づく間隔反復(Spaced Repetition、復習の間隔を少しずつ広げていく学習法)は、認知科学で最も効果が実証されている記憶法の1つです。カードごとの回答から復習日を決めるので、一律のスケジュールより定着率が上がります。学習法を比べたDunloskyら(2013年)のレビューでも、間隔を空けた学習は有効性が高い方に分類されています。ただし、AIが作った問題に誤りがあれば誤りごと覚えてしまうので、作った直後の確認は欠かせません。

Q. 無料で使える暗記アプリはどれですか?

この記事の7つは、どれも無料で始められます。ずっと無料で使える範囲はそれぞれ違い、AnkiはPC版・Android版が完全無料、暗記メーカーは問題集ごとに100問まで、MemlyはAIを使わない学習(手入力、CSV、公開デッキ、一問一答の復習、試験日モード)が無料で、AIでの作成は初回の利用枠だけです。詳しくは無料の暗記アプリの比較にまとめています。

Q. AnkiとMemlyのどちらを選ぶべきですか?

無料で細かく作り込みたい人、共有デッキを使いたい人にはAnkiが向いています。授業プリントやPDFを毎週カードにして、試験日から逆算したい人はMemlyの方が手数が少なくなります。どちらもFSRSを使えます。iPhoneで使う場合の費用はAnkiの料金で比べています。

Q. FSRS6.0とSM-2の違いは何ですか?

SM-2は1987年に開発されたアルゴリズムで、全ユーザーに同じ計算式を適用します。FSRS6.0は2025年に公開された間隔反復アルゴリズムで、機械学習により21個のパラメータをユーザーごとに最適化し、個人の忘却曲線に正確にフィットした復習間隔を算出します。記憶予測精度にはSM-2と比較して大きな差があります。ただし、この最適化を使えるかはアプリ次第です。AnkiはOptimizeボタンで自分の復習履歴から最適化でき、Memlyは全員共通の値を使っています。

Q. 暗記アプリは毎日使わないと効果が出ませんか?

毎日が理想的ですが、必須ではありません。間隔反復アルゴリズムは復習タイミングが多少ずれても自動的に調整してくれます。ただし、2週間以上の空白期間が空くと復習カードが大量に溜まるため、1日5〜10分でも継続する習慣をつけることをおすすめします。

Q. 複数のアプリを併用してもいいですか?

復習の予定を持つアプリ(AnkiやMemlyなど)は、1つに集めた方が同じ内容を二重に復習せずに済みます。過去問型や赤シート型は役割が違うので、併用して問題ありません。医療系の国試なら、過去問アプリで解き、授業プリントのカードは別のアプリで回すという分け方ができます。復習の予定を持つアプリで迷っているなら、まずは1つのアプリに集約し、2〜3週間使ってみてから判断するのが効率的です。

Q. スマホだけで学習できますか?

7つともスマホのアプリがあり、スマホだけで学習できます。AnkiはiPhone版が有料(¥4,000)で、カードの細かな編集やアドオンはPC版が中心です。Memlyと暗記メーカーは、スマホで作った内容をPCのブラウザでも開けます。

Q. 中高生が使うならどれがいいですか?

定期テストが中心なら、教科書やプリントの赤字を隠せるカクセルか、問題集を作って友だちと共有できる暗記メーカーが使いやすいです。人が作ったセットで覚えるなら、UIがシンプルでゲーム要素があるQuizletが最も取っつきやすいでしょう。プリントを撮って問題にしたいならAI作成型も候補になります。Ankiは設定項目が多いので、パソコンの操作に慣れてからの方が続きます。

まとめ:自分の教材で1つ試す

暗記アプリは、問題を誰が作るかと、いつ解き直すかを誰が決めるかで4タイプに分かれます。万能な「最強アプリ」は存在しません。自分の学習目的・スタイル・予算に合ったアプリを1つ選び、続けることが、結局いちばん速い道になります。

最高のアプリは「毎日開くアプリ」です。どんなに優れたアルゴリズムも、使わなければ意味がありません。

完璧なアプリを探し続けるよりも、候補を1つ試す方が具体的に比較できます。候補を1つに絞ったら、手元の教材を1つだけ入れてみてください。PDFがそのまま通るか、出てきた問題を直さずに使えるかは、1回試せばわかります。2〜3週間も見れば、自分に合うかどうかは自然とわかります。

ここまで読んで「試してみたい」と思ったなら、今すぐ始めることが最も重要です。行動心理学の研究では、「後でやろう」と思った人の87%が実際には行動しないことがわかっています。Memlyで始める場合の流れは次のとおりです。

  1. アカウント作成: 30秒で完了。支払い登録不要。メールアドレスだけで始められます。
  2. 学習素材をアップロード: 今使っているテキストのPDF、過去問、ノートの写真。何でもAIがカードに変換します。
  3. 1日15分の復習を開始: AIが「今日やるべきカード」を自動で提示。考える必要はありません。
  4. 1週間で効果を実感: 以前覚えられなかった項目が、自然に思い出せるようになっていることに気づくはずです。

次の試験まで、あと何日ですか?その日数で覚えるべき知識量を、従来の暗記法でこなせますか?もし不安があるなら、今日Memlyを試してください。30秒でアカウントを作成し、手持ちの教材PDFを1つアップロードするだけです。AIが生成したカードで15分学習してみれば、「これまでの暗記は何だったのか」と感じるはずです。無料プランで始められます。AIフラッシュカードの具体的な活用法についてはAIフラッシュカード学習で記憶定着率74%向上を実現も参考になります。

Memlyを無料で試す(自分の教材を1つ入れてみる)

出典と確認日

いずれも2026年10月4日に確認しました。

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橘 恒一
橘 恒一
Memly CMO

Memly CMO。日本および海外市場でEdTech・B2Cサブスクリプションの成長を担当。プロダクトローカライゼーション、クリエイターマーケティング、ユーザー定着施策を専門としています。

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